きのう夕方、新潟空港で、佐渡空港から到着した１０人乗りの旅客機が、駐機場に移動していた際に

客の送迎用の車に接触した事故で、新潟と佐渡を結ぶ便は、機体の検査のため、あすも終日、欠航する

ことが決まりました。

　　　
きのう午後５時２５分頃、新日本航空が運航する１０人乗りのプロペラ機が、佐渡空港から新潟空港に

着陸し駐機場に移動していた際に、右側の主翼の一部が、客の送迎用のワンボックスカーに接触しました。

　　　
翼の前の塗装が５ミリはがれましたが、乗っていた乗員１人と乗客４人の、あわせて５人にけがは

ありませんでした。

　　　
運航している新日本航空は、機体の検査を行うため、佐渡空港と新潟空港を結ぶ便を、きょう全て

欠航しましたが、あすについても４往復８便全便を、終日欠航することを決めました。

　　　
事故について５４歳の機長は「目測を誤った」と話しているということで、国土交通省航空局は、

機長が待機していた送迎車の位置を十分に確認していなかったとみて状況を調べています。

　　　
新日本航空は「乗客などに多大な迷惑をかけてしまい申し訳ない。再発防止に努めたい」と話しています。

07月04日　12時23分

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　最終更新：2012年07月04日(水) 21:32