鳩山前首相が「何事も引き際が大事」と発言

てっきり自身の引退宣言かと思いましたが、民主党の候補の応援演説で自民党の町村氏に向けた言葉だった。

もうおまいが言うな状態ですねｗ
呆れてものが言えません





【衆院補選】初週末で党首クラス続々　北海道５区
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/101016/elc1010162051001-n1.htm

　１０月２４日投開票の衆院北海道５区補欠選挙は１６日、告示後初の週末を迎えた。さわやかな秋晴れのもと、各党とも大物議員が北海道に応援に駆けつけ、激しい舌戦を繰り広げた。

　午前１１時、札幌市中心部の市電西４丁目電停近くの交差点に姿を見せたのは、自民党の谷垣禎一総裁。ここは選挙区ではないが、多くの人が集まる繁華街の真ん中で、選挙の争点や自民党の主張などについて道行く人に訴えた。

　街宣車に上った谷垣総裁は、今回の補選が北海道教職員組合の違法献金事件で民主党の小林千代美前衆院議員が辞職したことに伴うやり直しの選挙であることを強調。政治とカネの問題が一番の争点であるとし、「北海道は政治とカネの問題がいろいろあった。鳩山（由紀夫）さんもそれで首相をお辞めになった。あるいは労働組合の違法な政治活動の実態が明らかになった。だから私どもは絶対に負けられない」と語った。

　ほかに争点として、景気や暮らしの問題、外交や安全保障の問題を挙げた。中でも外交に関しては「鳩山さんは普天間の米軍基地の問題で、日米間の信頼をがたがたにしてしまった。それで足元が厳しくなったとみられて、尖閣諸島の問題が起こったんです」と、現政権の政策を批判した。

　谷垣総裁はこの後、新篠津村や当別町など選挙区内でも街頭演説をこなした。

　一方、谷垣総裁に批判された民主党の鳩山前首相は午後３時、今回の選挙区である札幌市厚別区のＪＲ厚別駅前に姿を現した。

　街宣車の上に立った鳩山前首相は「なぜこの補欠選挙が大事なのか、一言お伝えしたいと思った」と切り出し、前日に柔道選手からの引退を表明した谷亮子参院議員を例に「何事も引き際が大事」と世代交代を訴えた。さらに「今こそもっともっと強い力で、政治主導、みなさん方が主役の政治を作り出していかなければならない」と主張した。

　さらに民主党は、前原誠司外相も午後４時２０分、千歳市のＪＲ長都駅近くのショッピングセンターで応援演説。「私たちは民主党のために政治をしているわけではありません。なぜ政権交代が起きたかを考えていただきたい。一つの政党が政権を担い続けていては、国の活性化はありえない。後は民主党が何をするかです」と話し、たとえば空港を有効活用することで観光を促進し、それが地域の活性化や雇用の充実につながると訴えた。

　衆院北海道５区補選は、届け出順に、民主党新人の中前茂之氏（３８）＝社民党、国民新党推薦▽共産党新人の宮内聡氏（４７）▽幸福実現党新人の森山佳則氏（４３）▽自民党前職の町村信孝氏（６６）▽無所属新人の河村美知子氏（６２）－の５人が立候補している。