映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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企業業績が足をひっぱる

2月2日の日経平均は、7873.98(-120.07)と下落。東芝に続き日立、など企業の業績の下方修正への懸念が広がり、アメリカの不良債権処理の遅れも嫌気されているようだ。水準としては日足転換線7988をふたtび割り込んでおり、下値模索の局面。1月26日の安値7671を割ると、11月末の7406が視野にはいってくる。週足も下降基調なので、まだ我慢の日々が続きそうだ。

2月2日のNYダウは7936.75(-64.11)と引けにかけて下げ渋った。ISN製造業指数は最悪の先月から改善したが、依然弱く、またバッドバンク構想の発表が、政治的配慮もあって先送りにされ、景気対策法案が正念場を迎えるということで小動きになったようだ。水準はこちらも転換線8157を割り込んできて下値模索。21日の7936を守れるかどうかが注目となるが、週足も下降基調なので、苦しい日がまだ続きそうだ。

ドル円は89円近辺。転換線89.41あたりでうろうろしている。週足も転換線を割っており、ドル安の懸念はさらないものの、週足RCIは底いれになっているので、ドル安はこのあたりで底練りをする可能性が高いと思われる。

アメリカの週末の雇用統計などを控え、オバマ期待だけでは動きにくくなっており、でてくる企業の業績数字はいずれも最悪で、かなり織り込んでいるはずとはいうものの、市場がどこまで織り込んでいるか疑心暗鬼となっているようだ。実体経済の指標に明るさがでてくるまでは、ひやひやしながら、浮き沈みする形で二番底を形成してゆくプロセスだろうか。ISNに改善の曙光がみえてきたことに期待をよせるしかないだろう。
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