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マーケット一言:売買代金再び低迷だが、配当金支払い、円...

公開日時:2024年6月24日19時14分

東証プライム市場の売買代金は再び3兆円台前半まで落ち込み、盛り上がらないマーケットが戻ってきてしまいましたが、今週は配当金が支払われるピークの週ということで現物買いも入っているようで、日経平均+0.5%、TOPIX+0.6%と上昇しました。

ドル円は160円台をうかがっておりトヨタ+2.5%など自動車株が強かったです。日銀の「主な意見」でタカ派的な見方が多かったこともあって、円金利高から金融株も強かったですので、盛り上がらないながらも全般高の様相ではありました。ただ、円安はインフレを通じて日本株にネガティブ論台頭もあったりしますので、日経平均が39,000円を超えていく勢いはありませんでした。為替介入警戒もありましたね。

グロース250指数は+0.1%と上昇しましたが、マイナス圏で取引する局面もあり、今日は全体としての強さは感じられませんでした。売買代金上位のインテグループ-13.2%、カバー-2.5%、エヌ・ピー・シー-9.2%と主力が下がっていました。

ただ一方で、サンバイオ+14.3%とストップ高まで買われたり、学びエイド+25.6%、WOLVES HAND+19.4%、MFS+23.2%、VRAIN Solution+14.1%、PostPrime+15.9%、D&Mカンパニー+10.7%と●●●A銘柄が大きく上昇したりと、個別銘柄では派手な値動きも目立ちました。ファンダメンタルズのいいものあり、そうでないものありといった感じで読みづらいですが、大きなテーマが無い中ではこうした銘柄で遊ぶ感じになってるようですね。東証スタンダード市場で名村造船+10.8%、伊勢化学+17.3%も大きく上昇していました。弊社ではこうした銘柄はあまり推奨は致しませんが、大けがしないようにプレーするのはそれはそれで良さそうです。
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