元祖SHINSHINさんのブログ一覧(2016年11月)

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    アニメ「夏目友人帳」を文章にしてみること

    どーも、子どもの頃から妖怪が好きだ。なので、TV東京でたまたま「夏目友人帳」を視たとき、すぐに気に入ってしまった。 主人公である夏目の守護霊的な妖怪が斑(まだら)。普段は飼い猫として存在しているが、実は狐のような犬の姿が本性だ。 11/30(水)に視た回は、夏目は登場せず、サブキャラたちの話しに終始していたが、それでもオモロイ。 あー、こういうの好きだなぁと思いながら眺めていると、サブキャラの会話 ...続きを読む
    タグ:夏目友人帳 
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    宗教学者が読み解く小説

    宗教は今、物語のなかにある。「死」「弱さ」「悪」「苦難」四つのテーマで照らし出す、神も仏も見えない社会の宗教心。 ★「宗教を物語でほどく ~アンデルセンから遠藤周作へ~」  島薗進著 NHK出版新書 2016.8.10.第1刷 ばりばりな宗教学者である著者が、文学批評家たちとは違った目線から古今東西の小説を読み解いている。 特にキリスト教社会において、「神が死んだ」とばかり言われてている昨今、なに ...続きを読む
    タグ:島薗進 宗教を物語でほどく 
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    三島由紀夫の「建長寺小説」

    見つけてしまった。舞台は建長寺だけれども、内容はキリスト教。。 **********************************文永九年の晩夏のことである。のちに必要になるので附加えると、文久九年は西暦千二百七十二年である。鎌倉建長寺裏の勝上ケ岳へ、年老いた寺男と一人の少年が登っていく。寺男は夏のあいだも日ざかりに掃除をすまして、夕焼の美しそうな日には、日没前に勝上ケ岳へ登るのを好んだ。*** ...続きを読む
    タグ:三島由紀夫 海と夕焼 
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    「ネコマタ」は3万個のプロセッサを持っている

    たとえばサイクル・コンピューティングというベンダーは、アマゾンのEC2クラウドコンピューティングサービス上で、3万個のプロセッサからなる「ネコマタ」という名前のクラスタを構築した(ネコマタは日本のネコの妖怪の名前)。 その3万個のプロセッサは、各8個あたり7ギガバイトのRAM(PC1台のRAM容量に近い)を備え、合計で26.7テラバイトのRAMと、2ペタバイトのディスク容量(引き出しが4つあるファ ...続きを読む
    タグ:ジェイムズ・バラット 人工知能 ネコマタ 
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    文体地獄

    己の嗅覚に従って、手当たり次第に文章を読んできたのだけれど、いろいろな文体の存在を知るにつれ、はて、自分の文体がどんなものなのか、それどころか、果たしてそんなもの初めからあったのかどうかすら覚束ない。 某人気作家の作品を読んでみたら、ところどころ村上春樹的な表現があって、かなり白けてしまった。 何か思惑があって真似してるとわかるから、痛い・・・・・・。 また、世界的にヒットしている某作品を開いてみ ...続きを読む
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    「すべての見えない光」

    長編小説を読んで、 ラストがつまらないことほど落胆させられることはない。 自分の嗅覚が悪いといってしまえばそれまでだけれど。 だから、書評を頼りにして読んでみたのだけれど。 それでも、収穫がなかったわけではない。文体は、珍しい現在形で書かれている。 次に、この作品の構成は、トマス・ピンチョンの「V.」のように、 時間がバラバラに描かれている。 それに加えて、主人公2人の物語が交互に流れていく。 フ ...続きを読む
    タグ:すべての見えない光 アンソニー・ドーア 
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    脳科学 X 瞑想 で集中力が高まる

    「苦難でいかに自分を保つのか、これは人生の大きな命題じゃが、 肝心なのは、ほとんどの苦難は、将来への不安で水増しされとるということじゃ。 目の前にあるトラブルというのは、それ自体ではたいしたことはない。 もちろんそうでないケースもあるがな。  ただ、たいていの場合、心のレジリエンスを超える負荷というのは、 いまここにはないところからやってくる。 これは裏を返せば、いまここに集中することこそが、 心 ...続きを読む
    タグ:久賀谷亮 最高の休息法 
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    米国の法人税減税と個人所得税一部ゼロ

    というTVで言っていたトランプ節が、米国株に効いているようだ。 ヒラリーが勝つのだろうと思いこんでいた。なので、トランプの言っている政策をほとんどまじめに聞いていなかったので驚いている。 個人所得税の免除は、年収500万円以下の人びとに適用されるという。これは、ちょいと凄い。。 日本投資家からすると、対日本向けのドル安政策や、在日米軍にかかる費用問題など懸念はあるけれど、 米国投資家からみれば、標 ...続きを読む
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    花村萬月の三島由紀夫批評

    三島由紀夫に関して批評言及する作家が多いのだけれど、大概のそれは、三島を天才視して、私なんぞとても敵わないで終わっている。 ところが。 「花ざかりの森」は出版するべきではなかった。ダメな比喩は削らないと、他のイイ比喩が死んでしまう。などなど、絶賛する作品の隙間に、このような辛口な思いを綴っている批評を読んだ。 ★「文豪ナビ 三島由紀夫」 新潮文庫編 H16.11.1.発行 H26.12.15.十三 ...続きを読む
    タグ:花村萬月 
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    風水馬主日本一って、誰?

    信ずるものは救われるのだろうか? ふつー馬主の9割は赤字だといいう。つまり、黒字の1割は天才だ。 「風水で、馬がどんだけ走るのか、実験したかった」などと言うこの馬主、勝ち組賞金25億円以上。 種馬牧場の地形はイイものの、事務所の風水が良くなかった。 元建築設計士の、この風水鑑定人は、「オイラの設計でもって、全部やり直そう」と言った瞬間、結果が出始めたという。 その男の名は、「Dr.コパ」。オイラも ...続きを読む
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    激辛ソースによる食道破裂 死亡率 10~20%

    最近よく企画で、芸能人が激辛食品を食べるというのをやっている。 が、今朝発見した医師による記事によると、激辛ソースで死亡例があり、その率が10~20%というから、もうこの激辛ソース競争はやめさせるべきだ。http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/yakushiji/201610/548670_2.html その疾患名は、突発性食道破裂(Bo ...続きを読む
    タグ:激辛ソース 突発性食道破裂