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jojuさんのブログ

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★日銀の金融政策が効かない理由(リスク性向)

要旨

●不況からの脱却には金融業界のリスク性向増大が必要

●日銀は巨大量的緩和をやりつつ、銀行がリスクゼロで稼げる枠組みも提供。

●巨大緩和でもリスク性向が高まらないので、緩和資金は銀行から市中にあまり流れず景気低迷

(流れても、担保が取れローリスクの不動産に集中。不動産だけバブル化。現在、タワマンバブル崩壊中)


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・ 金融政策は景気を適正化するために行う(バブルでも不況でもないほど良い景気)

・ 景気とは金回りである。金回りは経済活動に伴って増える。


・ 経済活動とは消費、投資、生産(サービス含む)の循環であり、この循環を回すのは「稼げる見込み」である。 製品・サービスの提供で利益が生まれる見込みが立つからこそ経済活動が活発化していく。


・ 製品・サービスの提供には労働力と資金が必要で、労働力も資金から調達するので、結局、資金を提供する側(=金融業界=投資家や銀行)がその気にならねば経済活動は活発化しない。


・ 資金提供にはリスクが伴う。投資や貸付が焦げ付くリスクは常にあり、それは不況で大きくなる。

・ したがって、不況から回復するには、不況時の大きな金融リスクを上回るだけの大きなリスク性向(リスクを取りに行って投資収益を上げようとする気持ち)を金融業界に持たせなければいけない。


・ 金融業界におけるリスク性向増大こそ、不況脱出のポイント

(巷ではインフレ期待増大が必要と言われているが、一般人のインフレ期待など実際はどうでもよく、真に重要なのは金融業界のリスク性向


・ 金融機関のリスク性向が低いままでは、貸付のハードルは高くなり、緩和マネーは日銀当座預金と国債市場に滞留する。緩和マネーが流れていかない。


・ 金融機関のリスク性向が高まると、貸付のハードルが下がるとともに、緩和による金利低下と相まって外債に資金が向かいやすくなる。これにより円安化し、国内経済の競争力が高まり、稼げる見通しが立つようになり資金需要が高まる。緩和マネーは市中にあふれ出し景気上昇。 


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・ 日銀の金融政策では、莫大な通貨供給をし、金利を下げて、銀行の資金調達を容易にしてる反面、一般の経済活動に投資せずとも低リスクで銀行が儲かる仕組みを作ってる。


・ 銀行からすれば資金がジャブジャブに入るうえに、低リスクで儲かるのだから、リスクを取って一般経済に貸付、投資する意欲が湧くわけがない。リスク性向は低いままである。


・ 日銀は、通貨供給をジャブジャブにしつつ、リスク性向を抑える真逆な措置もやっており、これが巨大量的緩和にも関わらず景気が上がってこない原因。


・ 銀行が低リスクで稼げる枠組みとは、日銀当座預金のプラス金利と国債バブルである。銀行は量的緩和でもらったお金を当座預金プラス金利と国債バブルでの国債転がしの両方で増やせる、、リスクゼロに限りなく近い状態で。


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・ 現状を変えるには、欧州が行っているようにプラス金利撤廃と国債バブル規制が必要。しかし、なぜか日銀はそれをしないし、マスコミも学者も経済専門家も言わない。


・ それはおそらく、日本ではそれらが官僚が金融業界を支配するための(天下りするための)護送船団政策になっているからであり、金融業界的には利権になってしまっているから。 マスコミから政治家、国民にこうした実態が情報提供されないので、尚更そうなりがち。


・ この状況は、経済低迷長期化で国家凋落になるし(すでになっている)、金融業界の競争力を削ぎ長期的に業界にもマイナスなのだが(海外競争で負け、国内を外資に蚕食される)、惰性で継続中。 それを動かす大きな力になっているのは官僚とマスコミの癒着(官報複合体)による情報遮断。




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