jojuさんのブログ

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★量産品化の重要性(匠技への固執は命取り)

 量産品と非量産品を混同した議論というのは結構多い。

 日本人は量産品の世界に非量産品の論理を持ち込みがちだが、米国人はその逆のようである。

 非量産品を量産品化出来れば、それは社会にかなりの富をもたらすので、合理的な方向は米国人のほうだろう。

 

 非量産品は匠技でマネ困難なので、利益率は高くなるが、利益総額は大きく出来ない。

 非量産品を量産化出来れば、利益率は低くなるが、利益総額は一気に大きく出来る(量産品化当初は利益率も大きい)


 利益総額が大きくなれば、一気にシェアを取り、生産額を増やせ、コスト競争力と価格支配力を持つことが出来る。

 その利益で非量産品の匠技企業を買収していけば、さらに量産品化メリットを得られる好循環が出来る。


、、、我々の周りにはかつては非量産品だったが量産品化し、生活を豊かにしてくれたものが少なからずある。 陶磁器などはその典型だろう。


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 第二次大戦も職人技で作るゼロ戦と大量生産品のグラマンの差で負けた。

 これは、細部にこだわり大利を逃す日本と、細部を捨て大利を得る米国の差である。


 量産品化しても細部にこだわった非量産品的な分野は残るのだが(陶磁器も量産品と工芸品に分化)、そこだけに特化すると大利は得られず、やがては資本的に支配されていくことになるだろう


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 以下は、それでも残る非量産品分野への議論である。 資本的に支配されたとしても匠技を保持した「個人」は高収入で生き残りうる。 ネットで低コストで販路開拓出来る現在は特にそうである


●IT系企業幹部の某米国人の意見

 本当は弟子制度必要ないけど、競合を増やさないため師匠はすぐ教えてくれない。という理解でいいんですか?それなら分かるけどさ、「本当は必要ではない」に変わりないよな


>> 職人の作る製品は量産品でないので、利益を大きく出来ない反面、利益率を大きくでき、かつ真似されにくい。 だから、それを学びたいヒトが出てくる。 長年かけて培った匠技はタダで教えられず、教えて欲しければ長く手伝え=徒弟制度となるのはギブ&テイクに照らして当たり前。


>> 職人は技術だけで食ってるし、個人営業。 長年かけて培った匠技をタダで教えまくるのは彼らにとって自爆行為。 そういう点からも徒弟制度になってしまう。 これは日本だけでなく欧米でも同じだと思う、、ドイツの職人もフレンチのシェフも似たようなもの。


>> 非量産品、匠技という特性を持つ職人技術をタダであちこちに教えまくっても、職人技術の発展速度は変わらない。 職人技ゆえ拡散しても発展的習得まで至る人数は増えないからだ。


>> 職人の世界では手取り足取り教えるのはマレ。 それは、感覚的で説明しにくい技だからだし、見て盗める人間でなければ才能がないし、手取足取り教えてもらわねば投げ出すような人間では匠技を磨き、更に新しいものを生み出す試行錯誤への根気も続かないからです。

 

>> 職人の技術は大量生産品でなく、修練に時間がかかるから進化は遅いが、それでも進化していく。 量産品と比べれば技術的に止まってるように見えるが、そうではない。



>> 日本の職人は欧米人にタダで教えてあげても、その逆はないんだよね、、ほとんど。 日本人ってお人好しだと思う。 ギブ&テイクが基本なんだけどな。 教えまくったあげく、改良されて欧米オリジナルとされるだろうし、欧米vs世界という視点で見るとそうなってる例は多い。 実際、欧米には、ほんとにオリジナルのものはほとんどない(これは他者から学びまくった結果であり、悪いことではない。 完全に自分オリジナルのものなどそうそう多く出来ず、学ぶほどにオリジナルのシェアが落ちるのは当たり前。 オリジナルのシェアが高い=学習能力の低さである




 


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登録日時:2016/02/21(12:14)

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