元祖SHINSHINさんのブログ
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「カラマーゾフの兄弟」の続き
1/10(日)、飼いネコがズタズタにしたカーテンを買い換えるために、
湘南台にある「ジャストカーテン」という店に行った。
他のカーテンと色あいだけ合っていればよかったので、
たいして悩みもせずすぐに会計となった。
会計テーブルに向かうと、
テーブルの上にフジTVで放映されたという「カラマーゾフの兄弟」の
番宣チラシが貼ってある。
その番組セットで使用されるカーテンを、
番組美術担当として「ジャストカーテン」が提供していたのだという。
*
これはこれはオモロイ店に来たものだと思いながら、
何の気なしにテーブルの上を観察していたら、
顧客と会う予定の書いてあるカレンダーが目についた。
すると土曜日のところに「マツキヨ」さまと書いてある。
「マツキヨさま?」
驚いたので担当に確認すると、
それは会社名ではなくって、顧客の名前の短縮形なのだという。
馬鹿笑いして、その担当とは一気に仲良くなった。
(これは余談)
*
ところで、新聞書評では、
亀山郁夫の書いたという「カラマーゾフの兄弟」続編が載っていた。
ところが、書評が芳しくなくって、なるほどと納得してしまい、
まったく読む気が起こらない。
ふと思ったのは、
これが村上春樹作だとしたら、
まず間違いなく飛ぶように売れるに違いないということだった。
しかもその内容は、単純な続きではなくって、
きっと相当にファンタジックな作品になると思われる。
オイラは、密かに楽しみにしているのだった。
(だから、早く書いてってば)
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元祖SHINSHINさま。
コーリン・ウイルソン著「覚醒への戦い」で取り上げられているジョージ・グルジェフのエニヤグラムの思想。すなはち人類には、三大人種(頭の人、胸の人、腹の人)がいる。
一番めは、頭の人(知性・思考)すなはち長男哲学者イワン。
腹の人(力・本能)すなはち軍人次男フリョードフ。
胸の人(愛・感情)すなはち僧侶三男アリョーショフ。
なにかしら、人類の深淵に迫るような小説でした。ただし十代末に見え張って、讀んだものだから、理解は薄いものでした。ただし、殺人の問題など今でも心に残っています。 拝
美東さん、コメントありがとうございます。
「カラマーゾフの妹」ですかぁ。
知りませんでした。
冗長さ、イイような、悪いような。。
現代では、せいぜい純文学くらいの話の速度でないと、
それ以上、冗長なのは誰も読んでくれないカモですね。
ほんま そうかいさん、すっごく文学にお詳しいですね。
勉強になります。
コリン・ウィルソンは名前だけしか知りなくって。
「カラマーゾフの兄弟」の兄弟の名前なんですが、
本名とか渾名とか、色々な呼び方が出てきて、
しかも登場人物が多すぎて、
それでほとんどの人が、読むのを挫折しちゃうんですよね。
次男坊のことは、ミーチャとしか覚えていなくって。
フリョードフとも言うのでしたか。
ミーチャの野蛮なところが、
オイラにそっくりで。
でも、アリョーシャのような信心深さもあったりして。
きっと、人間の心に潜む潜在的で複雑な性格ってものを、
三人の兄弟として、分離して描いたのでしょうか。
そーいえばオイラ、
初めての民間入社試験で、
性格診断されたのですが、
「思いっきり、精神が分裂しとるぞ、君は!」
などと人事部のエライ人から宣告されて、
困ってしまいました。