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黒田日銀の迷走(更なる増税への匍匐前進?)

黒田総裁の物価マインド戦略、消費者に浸透中-長期金利は上振れも

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NQAH8F6TTDS101.html

黒田発言後に日銀の早期緩和期待が総崩れ、年内も半数割れ-サーベイ

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NPZEK86N9EE701.html


 最近の記事(上)と前の記事(下)で黒田発言の内容が微妙に変わっている。

 円安けん制への反発が強かったので(?)、発言修正、責任回避のための提灯記事だろうか

 

 しかし、黒田発言の前当たりから、伊藤元重教授(東大)らの円安けん制論説(産経新聞)はあり、その内容は、「実質実効レートで円安だから、これ以上の(名目レートの)円安は進みにくい」という主旨で黒田発言と全く同じ。


 学者、エコノミストも宣伝に動員して、隙あらば円安抑制(名目レート)、円高反転に動こうとしているのは確かなようです。


 ここまでの黒田日銀の行動は次のとおり、、、、

 2014春の増税前の追加緩和見送り(2013後半から多くのエコノミストらに追加緩和の必要性が論じられていたのにスルー)、2014年央からリセッション入り、2014終盤に年央のリセッションが明らかになって一週間前の会見での方針を翻し唐突に追加緩和、2015年初の追加緩和見送り(2014暮れからインフレ率0%回避のため再度の追加緩和が言われていたのにスルー)、2015春にインフレ率0%付近

、、、、これまでの経緯を見る限り、政治の圧力がない限り、動こうとしない姿勢が黒田総裁にはありあり。


 この間、「原油価格下落の影響を見る」と不可解な理由で動かなかったこともあった(原油価格下落はインフレ率低下につながる可能性があるので、追加緩和の理由にこそなれ、何もしない理由にはならない)


 しかも、為替に関しては言及すべきでないのに、たびたび、円安のデメリット的な発言をしている。


 インフレ化=円安化なのは自明なので、黒田氏の言動、行動は「インフレ期待を高めデフレ脱却を図る」インフレ目標政策の本来の姿、黒田氏が就任当初に語っていたこととは真逆になっている。


 インフレ期待をさまし、1%以下の低インフレ(為替は円高)を維持することが目標?、、、市場関係者ならば皆、そう思うだろう


 時系列に行動、言動を追っていくとかなり支離滅裂なことが分かる、、、この総裁。

 他国の中銀では考えられないような(目標相反の)異常な行動を取っています。


 景気抑制で更なる増税推進の環境を維持したい、、、それが目的ならば、黒田総裁ののらりくらりの行動、言動も合理的でしょう、安倍政権からの景気浮揚圧力下では。






 

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    マクロ分析
登録日時:2015/06/22(23:19)

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