jojuさんのブログ

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2000年、2014年、2024年

 2000年、、香港返還の直後、ITバブル崩壊の頃、中国は未だ弱かった。 日本に円借款の返済減免(だったと思う)を嘆願していた。 中国では、口を開けば日中友好の連呼が未だ続いていた。 日本では電機、自動車産業が依然強力で、その天下は今後10年は余裕で続くと言われていた。
 日本経済の低落についてヤフー掲示板で議論したが、悲観派の自分はあまり相手にされなかった。

 2014年、、中国のGDPはとうに日本を凌駕した。 軍事力は通常戦力でも日本単独で抑えるのは困難。 2000年時点で今の状況を誰が予想したろう。 この14年の激変は日中の金融政策の差にあると断言できる。 通貨高政策の日本から通貨安政策の中国へ、工場と技術と資金が大量に流出した。

 この状況は今も変わってない。
 日本の金融政策は依然緩和不足のまま。
 インフレ目標政策2%にしたところで、日米物価統計差異から緩和不足であり、通貨高、技術流出の
状況は続く。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N7OE806JIJV701.html

 安倍政権は10年で実質成長率2%を目指すと言う。
 GDP、経済規模が日本の3倍もある米国の潜在成長率が2%であることを考えると、安倍政権の目標はかなり低い。
 経済規模が小さいほど成長率は高くなるのだから、日銀の金融政策が正常ならば、今でも日本の成長率は3%程度にはなるはずである。

 つまり、安倍政権の目標は、10年で日本の成長率を下げていく、と言ってるに等しい。
 これは、緩和不足の金融政策を続けることを意味し、中国への技術流出がさらに進み続けることを意味する。

 過去日記で書いたように、政府支出が大きいままならば、緩和不足=景気低迷=税収不足=増税、となる。
 緩和不足は、膨張した政府支出を維持するための増税促進剤として使われてる側面が強い。
 つまり、財務官僚の権限増大のツールにされている可能性が高い。

 このお遊びが10年続いたら、その時の日本はかなり暗くなると思う。
 対中軍事バランスはおそらく完全に崩れる。
 日本が経済的に弱体化すれば、米国にとって市場としてのうま味が無くなり、防衛負担だけ大きい国になる。
 日米同盟は空洞化し、日本の安全保障は危うくなるでしょう。

 官僚は英語力もあり資産潤沢だから、アメリカでも豪州でも移住できるだろうが、一般の日本国民はそうもいかない。
 だから、日本国民の多くは分かってないものの、ストップ増税、金融緩和拡大(目標インフレ率3~4%へ)は差し迫った課題
でなのです。

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 日本のきめ細かなサービスになれてる身としては、年配になってからの米豪加での暮らしきついだろうけど、そろそろ英語を勉強し直そうかな、と考える今日この頃。

 官僚たちがちゃんとやってくれる、という期待は、この14年の流れ(というか1975以降、39年の流れ)を見る限り全く持てない。
 官僚は国民が買い被るほど、賢くなければ有能でもない。
 市場原理が全く働かない官僚という職業では、政治家が指導放棄(丸投げ、野放し)すれば誰もがそうなる。


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登録日時:2014/06/29(23:35)

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このブログへのコメント

1~4件 / 全4件

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    2014/06/30(01:26)
    こんばんは

    なるほど間違った事を言っていないと思いますので

    (お気に入りに登録させて戴きました。)

    ワタシノ数件前の日記でも世界銀行とIMFの中国GDP予想を書きましたが
    来年の予想ではUPしているでしょう。


    その時何が起きるのか?
    3つほどありますがそれは


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    2014/07/02(01:22)
     どうもです。

     民主党政権ほどひどくはないですが、やはり安倍政権でも低落方向は変わらないですね。
     官僚野放しがある限りだめです。

     さて、日本は弱体化するでしょうけど、中国と米国の差も埋まらないと思います。
     軍事的には、中露韓vs日米豪印・アセアン、、という図式で均衡するでしょう(米国の基地があちこちに増えてるイメージ)

     しかし、日本の立場はかなり弱くなるでしょうね。。。富裕層ややる気のある奴ほど日本を捨ててる可能性があります。 


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    2014/07/02(04:34)
    こんばんは

    >官僚野放しがある限りだめです。

    現在はわかりませんが
    不思議と学生時代に聞いた話では
    日本と某国が平和だった時代も日本のガバメントオフィサーに関して
    嫌気をさしている人達がいました。
    難しいですがローンでも結婚でも日本で一番信用のある人達が海外で・・・
    何があったのでしょうか?

    >さて、日本は弱体化するでしょうけど、
    >中国と米国の差も埋まらないと思います。

    米国債の大株主は知っての通りですが

    日経新聞の今月末掲載された記事で中国が日本国債の30%を昨年の12月に売り(総額13兆円の3分の1?)
    それでも日本国債の大株主なのでしょうか?

    情報は半年遅れていますが円安に関わるリカクなら何となく理解できますね。?
    それ以外も・・・?


    >軍事的には、中露韓vs日米豪印・アセアン、、
    >という図式で均衡するでしょう(米国の基地があちこちに増えてるイメージ)

    それらには1つの共通点があり”チベットに好意的な悪い印象がない
    国々”と言う切り札が隠されていますしモンゴル人にしても中国人にしてチベットは心のふるさとのような心境だと思いますね。?

    また、日本人はモンゴル人チベット人に悪い印象を持つ人はいないでしょう。?

    (世界中の著名人やセレブでもチベット問題はJorkerになりえますね。?)

    ケースによりウイグルのイスラム圏も敵に回す可能性すらあるのですから
    難しい様相も隠されています。

    >しかし、日本の立場はかなり弱くなるでしょうね。。
    >。富裕層ややる気のある奴ほど日本を捨ててる可能性があります。 

    立場はとても難しい面があると思います。
    弱くなる理由として世界に向けられる人材が弱いと言う報告結果があります。

    また、希望がありますか?

    裕福層や官僚は、英語も知識もお金もあるので海外選択も容易に出来ます。
    しかし、トップ決定主選択の被害は一般の市民が被ります。
    もちろん在日の中国人や韓国人は商売が上手いので普通の日本人では
    かなわない状態なので国や公共機関の様々な支援が必要ですが現在はどうでしょうか?

    もう数十年見比べてもどうですか?









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    2014/07/02(18:02)

    どうも日本語の議論がかみ合いにくいようですね。


     中国は、日本の金融政策と日本の技術・資金での発展なので、日本との間では差が縮小したり、凌駕するでしょう。


     しかし、中国の商売べたは変わらず、日本のお人好しに救われる状況も変わらない。


     また、対米国では中国の経済制度の欠陥から差は容易に埋まらない。


     つまり、日本の対米従属化は強まり、米中関係は政冷経熱化にとどまる。

     その経済も米国に利益がある限りにおいての関係になるでしょう。

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