jojuさんのブログ
鈴木宗男、佐藤優の罪(ロシア外交・ビジネスの損得)
ソ連崩壊時、ロシアは食料にもことかくほど混乱を極めた。
ソ連崩壊により労働条件の優遇措置が失われ、経済不振に陥った北方領土では1994年に北海道東方沖地震の被害も発生したため、人口は減少傾向にあった。
北方領土に残ったロシア住民の中にも日本への移管、日本人化を考えるものが増えた。
この時、領土返還と平和条約締結をセットで交渉してれば、北方領土が返ってくる目がかなりあったはずである。
少なくとも、過去に合意されたのに引き延ばされてきた二島返還は容易だったろう。
それなのに外務省はほとんど何もせず、鈴木宗男、佐藤優のコンビは北方領土にガンガン援助しまくった。 これで領土返還の目は潰えた。
鈴木宗男がやったことは、角栄型利権公共事業のODA版、ロシア版。
日本国民の税金を開発援助(ODA)に流し、それを請け負った業者から迂回献金を得て、私腹を肥やすのである。
角栄が推し進めた利権型公共事業を地方から海外に変えただけ。
これが問題なのは、税金詐取するだけでなく、援助先相手国に弱みを握られてしまうこと。
だから、鈴木宗男、佐藤優はロシアに何も言えない。
ロシア応援団に成り下がっている。
佐藤優の場合は、利権絡みだけでなく、社会主義に対する思想的共鳴で親露派になっているフシもある。 だからもっと根が深く、巧妙なロシア応援団になっている。
こういう人たちをマスコミが表舞台に担ぎ上げるのは、マスコミにも多数、親露派、左翼カルトがいるから。
こういう左翼勢力の大声と、企業の目先益追求で、今の対ロ外交は進んでいる。
ロシアへ技術協力、経済協力を進めても、中韓の二の舞になるだけ。 日本の回りに反日大国を一つ増やすだけ。 これ以上、強大な反日国家を増やして日本はやっていけるだろうか?
日本企業は目先の小さい利益を得るために、将来得られるはずの巨大利益をすり減らす愚を犯している。 今も続く対中国での愚行の二の舞。
企業はロシアに注力する資金・勢力があるなら、むしろ、それらを東南アジアやインド、中南米、アフリカなど振り向けるべき。 対ロシアビジネスの費用対効果は低いし、(過去何度もあったように)踏み倒されるリスクは高いし、今は未だ自由な経済活動の基盤が出来ていないのだから。
中韓にロシア市場を取られる、と焦る必要はない。
マスコミやロシアはそういうふうに焦らせるでしょうが、ロシアの極東市場はそれほど大きくならない、、、というか、大きくなるような援助、協力をするのは中韓にとっても安全保障上危ないのだから、中韓が先走ってもそこまではしない可能性大。 仮に、中韓の援助でロシア極東市場が大きくなったとしても、そうなって費用対効果があがり、リスクが減ってから、ロシア進出したほうが日本企業には有利である。 日本には中韓以上の良い製品、良いサービスがあるのだから、後出しジャンケンのほうが有利なのです。
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