円高政策是正は内需拡大、国際貢献への道

[jojuさん]

　通貨政策＝輸出、というのは古い発想である。

 

　為替は物価・金利・内需・資源配分を通じて成長率に作用する。

　円高政策では、物価はデフレ化し、金利は低下し、空洞化も進み、経済は停滞し、内需は伸び悩むようになるのです。

 

　日本のように長期間誤った為替政策を取り続けると、潜在成長率が変調を来たし、国家経済そのものがおかしくなる。　内需もおかしくなる。

 

　民主党のように内需復活、内需主導経済を言うなら、通貨高政策をまず是正しなければいけない。

 

　グローバル化＝世界経済の拡大が進んだ現在においては、自国有利の為替レートを追求しなければ、最適な為替レートは得られないのです（反グローバル化＝鎖国化＝世界経済縮小、という選択はあり得ないし、、）。

 

　自国有利な為替レート追求（＝適正為替の追求＝適正通貨供給量の追求）はエゴでも何でもなく、世界経済の調和のために必要な方策です。

　それを放棄し、勝手に衰退を選ぶことこそ、国際貢献の放棄なのです。

 

　経済競争放棄＝社会貢献放棄なのですから（経済競争の本質はサービス合戦、社会奉仕合戦のプラスサムゲームである）。