jojuさんのブログ

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井上デフレの再来に注意(日本特有のリスク)

 井上デフレとは、第一次大戦時のバブル好況と破裂、そして関東大震災の後に長期間続いた不景気です。

 

 井上デフレ再来かも、と書いた本意は、当時もバブル崩壊、大震災と続いた後に、通貨高政策を取ったことから、です。
 当時の金本位制復帰は、通貨高政策と同じ意味を持ちました。

 もちろん、財政デフレ政策(緊縮財政。今回は増税ですが、、、)という点でも、当時と類似点があり、世界的不景気だった点でも類似してます。

 で、震災で一旦、通貨安に振れたものを、大急ぎで通貨高方向(金融引き締め的)に持って行ったのも、井上デフレ時のもう一つの特徴です。
 今回も東日本大震災があったのに、日銀は円高維持政策を取りました。

 井上デフレで、このようなお馬鹿な政策が取られた背景には、国債の低利借り換えを、という事情があったようです(財政引き締めは軍部抑制の意図があった)。
 この点も今の状況と類似です。

 しかし、大震災が終わり切っていない、おそらく、房総沖、関東、東海、南海のいずれか、もしくはその複数が高確率に続く、という点は井上デフレ時と今とで異なります(世界経済が金融緩和で今のとこ、回復方向に進んでいる点でも異なりますが、、)。

 

 

 というわけで、これからホントの井上デフレが再来するのかも(--;、、、というのが当方の危惧なのです(今回は白川デフレ、もしくは財務・大蔵省デフレと後世、命名されるでしょうね)。

 財務省一家や民主党政権、左翼マスゴミの増税・円高指向は、一種、宗教的、カルト的ですから、行くとこまで行くんでないかい、という危惧があるのです。

 欧州問題(ドイツ問題)よりも増税・円高という日本問題(それと過剰通貨安固定の中国問題)が重症と思えるのは、そこに、社会主義思想、共産主義思想、という不合理、反自然法則(反市場原理)の宗教(笑)が絡んでいるから、なのです。

 で、宗教戦争は普通の戦争よりも凄惨なことになる。 利害損得というソロバンをはじけず、不合理な信念?(妄想)に凝り固まるから、行くとこまで行ってしまうのです

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