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本格回復は想定以上に後ずれかも

 米国QE2付近から先進国株価復調と新興国の株価頭打ちが顕著になってきました。 前に日記に書いたように、量的緩和による不均衡是正効果が働いてきたようです。

 不均衡是正効果が働くゆえ、新興国特需は抑制的で、先進国の景気回復は極めて緩慢にならざるを得ない。 
 先進国の株価、賃金、雇用の復調も緩慢にならざるを得ない。 資産価格回復、所得回復が緩慢ゆえ、先進国内の消費回復も緩慢。

 米国の家計資産のバランスシート調整もゆっくり、住宅価格の回復もゆっくり(所得伸び悩みと差し押さえ物件増加ペースから、もう少し下押しありかも?)。
 家計債務の縮減ペースと住宅価格含む資産価格の戻り動向を併せ見る限り、消費回復、景気回復の鮮明化にあと数年かかっても不思議ではない。
 この間、量的緩和を更に進めざるを得ない可能性は低くなく、これは景気底抜けを抑える反面、景気回復を緩慢にさせる方向に作用する(不均衡是正効果にて)。

 このように、米国、新興国の景気盛り上がりがそれほどでないので、欧州問題も当然長引くでしょう。
 今年同様、欧州ソブリン債市場への揺さぶりが続くし、欧州国内世論(金融救済ケシカラン、堕落国の救済はケシカランという倒錯世論)ゆえ、切羽詰まらないと対策が取られない状況も続く。
 今現在、欧州全体では不良債権処理能力は十分あるが、それが土俵際まで追い詰められる展開になる確率有り(ただし、CAC発動の2013年への接近は必至に食い止める?)

 先進国間にスワップ協定あり、底抜け防止への政治的意志も強いゆえ、突発的危機はなく景気回復も続く、、、しかし、そのペースは想定以上に遅くなる、、、こんなとこかと。

 投資家的には、ゆっくりのんびり投資出来るので非常に良好な環境と言えるかも知れません。

 
 

 
 
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    マクロ分析
登録日時:2010/12/26(11:01)

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このブログへのコメント

1~3件 / 全3件

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    2010/12/26(12:33)
    こんにちは。

    中国も金利を0.25%上げましたね。
    各国が、破綻回避や影響対策に必死のようです。
    多分、以前から、世界的な経済戦争なのではないかと・・・・。
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    2010/12/26(12:37)
    どうもです。
    経済戦争というか、中国がかく乱しているだけでしょう、と思いますデス。
    後は日本が勝手に自爆しているだけかと、、。
  • 通報する

    2010/12/26(21:20)
    こんばんは。

    >中国がかく乱しているだけでしょう

    あぁ、そうです、そうなんですよね。今年のキーワードでした。ユーロ圏の混乱と朝鮮半島の紛争で、霞んでいました。
    それにしても、日本の対応態勢の弱さは問題ですね・・・・。

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