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EUストレステスト拡大版

来週からいよいよ当面の大イベント、拡大版ストレステストが始まります。
  
 なんとなく、悪いことにならないような気がします。 EU中枢は、日本の政治家、官僚ほど経済音痴でなく、日本の事例をそれなりに学習している、と思われるので。 財政出動の効果を見極めたうえでの、拡大版発表なのであれば、タイミング的にも悪くないです

 ストレステストにポジサプ(非常に透明、かつシビアな見通し)があったところで、それで景気が回復するわけでもなく、マクロ指標は財政出動のタネ切れで、当面、低迷でしょう。 しかし、過剰在庫はなく(中国を除く)、過剰設備もなく(中国、日本を除く)、過剰雇用もない(日本を除く)状況では更なる落ち込みあっても、たかが知れております(でも、バブルのしこりがあるので、低空飛行は、しばーらく続く、、はず)。

 実質、金融緩和経由の通貨切り下げ合戦になっているわけですが(欧州vs米国)、日銀が能天気状態なので、日本経済は当面、踏み台になる見込み。 円高持続で企業の海外逃避が進むとすると、国内的には設備も雇用も過剰になってくるのでしょう。 逃避すれば、円高持続でも企業業績自体はそれほど落ちない(国内景気、税収悪化、財政悪化はむごくなりますが、、)

 中国も踏み台の一つになるでしょうが(周辺指標を見る限り、既になっている?ようです)、日本と違い、財政余力があるので、内陸部のインフラ整備で沿岸部のバブル転化が出来る逃げ道があります(過剰在庫、過剰設備の吸収)。

 日本の政治家、官僚の経済音痴で、国民生活はぼろぼろに傷むことになりそう、かも。 でも、経産省のアンチダンピング関税見直しは久々の朗報です、、、人民元安による日本経済への歪み除去には。
 人民元が自由市場で決まってない以上、アンチダンピング関税のような非自由貿易的手法で対抗するのは、適切な措置です。 そうでなければ、中国の非自由政策による自由貿易のひずみを、日本が一方的に受けることになってしまう。 日本経済の空洞化がこれだけ進むずっと前に、検討すべきだったのです(5年前の、好景気で目立たない頃、円安時代から着手すべきでした)。
登録日時:2010/07/16(22:04)

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