財務省が１９日発表した５月の貿易統計速報（通関ベース）によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は９９３９億円の赤字だった。赤字は１１カ月連続。５月としては過去最大で、単月では過去３番目の規模だった。円安に伴う輸入品価格の上昇で、輸入額全体が膨らんだことが主因だ。 　　　輸入額は前年同月比１０．０％増の６兆７６１６億円。中国や韓国からのスマートフォン（多機能携帯電話）が大幅に伸びた。原油や火力... ...続きを読む

　■「『アベノミクス・ストーリー』ついえていない」　　東京株式市場で不安定な値動きが続く中、最大手の野村証券が逆に株価予想を引き上げるなど、証券各社は中長期的な上昇に強気の姿勢を崩していない。昨年１１月から進んだ円安による企業業績の改善や、参院選後に安倍晋三政権が構造改革に踏み込むことへの期待が根強いからだ。　「現時点では『アベノミクス・ストーリー』はついえていない」野村証券は１３日、平均株価が８... ...続きを読む

（産経新聞） 2013年06月10日 15時58分　　双日は１０日、円借款案件のインドのデリーとムンバイを結ぶ北西部貨物専用鉄道の建設事業の一部を、インド最大のゼネコンであるラーセン・アンド・トゥーブロと組んで受注したと発表した。受注額は約１１００億円でインド貨物専用鉄道公社と契約した。円借款の一契約案件としては最大規模となる。　日本企業が全体の約３割を受注できる条件で、耐久性に優れる日本製の鉄道... ...続きを読む

４日のニューヨーク株式相場は、世界の景気減速への懸念などを背景に反落した。優良株で構成するダウ工業株３０種平均は前日終値比７６．４９ドル安の１万５１７７．５４ドルで取引を終えた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同２０．１１ポイント安の３４４５．２６だった。 　　　日本や欧州市場が反発したことを好感して朝方は買いが先行したが、米国独自の取引材料が不足する中で徐々に上値が重くなった。国際通貨基金（... ...続きを読む