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グローセルのニュース
■株主還元
グローセル<9995>は株主還元を重要な経営課題と位置付け、配当による株主還元を基本方針としている。配当額の決定においては、安定かつ継続的な配当の実現と、成長投資のための内部留保の充実による企業体質強化とを総合的に勘案して判断するとしている。公約配当性向などは特に規定していない。
2019年3月期について同社は、事前予想どおり、前期比横ばいの12円配(期末配)の配当を実施した。配当性向は42.8%となった。業績的には減収減益であったが、2019年3月期にルネサスイーストン設立10周年を迎えたことや、安定配当の継続をして株主重視の姿勢を示す意思が、こうした配当の決定につながったとみられる。
2020年3月期についても前期比横ばいの12円配(期末配)の配当予想を公表している。予想1株当たり当期利益24.52円に基づく配当性向は48.9%となる。売上高と営業利益は増収・増益に転じる計画であることや、新商材の本格的な立ち上がりで中長期的な成長拡大シナリオの確度に自信が深まっていることが、こうした安定配当の継続を重視した配当予想につながっていると弊社ではみている。
同社はまた、個人株主重視の姿勢から株主優待制度を設けている。制度の内容は段階的に拡充されてきており、現在の制度では、毎年3月31日現在の株主名簿記載者のうち、1単元(100株)以上10単元(1,000株)未満の株主には1,000円相当のQUOカード、10単元以上の株主には2,000円相当のQUOカード、10単元以上を3年間以上保有している株主には3,000円相当のQUOカードを、それぞれ贈呈するという内容となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
<SF>
グローセル<9995>は株主還元を重要な経営課題と位置付け、配当による株主還元を基本方針としている。配当額の決定においては、安定かつ継続的な配当の実現と、成長投資のための内部留保の充実による企業体質強化とを総合的に勘案して判断するとしている。公約配当性向などは特に規定していない。
2019年3月期について同社は、事前予想どおり、前期比横ばいの12円配(期末配)の配当を実施した。配当性向は42.8%となった。業績的には減収減益であったが、2019年3月期にルネサスイーストン設立10周年を迎えたことや、安定配当の継続をして株主重視の姿勢を示す意思が、こうした配当の決定につながったとみられる。
2020年3月期についても前期比横ばいの12円配(期末配)の配当予想を公表している。予想1株当たり当期利益24.52円に基づく配当性向は48.9%となる。売上高と営業利益は増収・増益に転じる計画であることや、新商材の本格的な立ち上がりで中長期的な成長拡大シナリオの確度に自信が深まっていることが、こうした安定配当の継続を重視した配当予想につながっていると弊社ではみている。
同社はまた、個人株主重視の姿勢から株主優待制度を設けている。制度の内容は段階的に拡充されてきており、現在の制度では、毎年3月31日現在の株主名簿記載者のうち、1単元(100株)以上10単元(1,000株)未満の株主には1,000円相当のQUOカード、10単元以上の株主には2,000円相当のQUOカード、10単元以上を3年間以上保有している株主には3,000円相当のQUOカードを、それぞれ贈呈するという内容となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
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