決算プラス・インパクト銘柄・寄付 … エスプール、キユーピー、トーセイ (7月5日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月4日から5日の決算発表を経て6日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　カルラ <2789>
　24年2月期第1四半期(3-5月)の連結営業損益は9500万円の黒字(前年同期は2800万円の赤字)に浮上して着地した。

★No.3　アオキスーパ <9977>
　24年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比15倍の4.3億円に急拡大し、通期計画の6.6億円に対する進捗率は65.5％に達し、5年平均の31.5％も上回った。

★No.4　トーセイ <8923>
　23年11月期第2四半期累計(22年12月-23年5月)の連結最終利益は前年同期比33.7％増の81.6億円に拡大し、通期計画の93.8億円に対する進捗率は87.0％に達し、5年平均の64.2％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2471> エスプール 　　東Ｐ 　 +17.09 　　7/ 5　　上期　　　 -1.08
<2789> カルラ 　　　　東Ｓ 　 +14.91 　　7/ 5　　　1Q　　 1062.50
<9977> アオキスーパ 　東Ｓ　　 +6.93 　　7/ 5　　　1Q　　 1389.66
<8923> トーセイ 　　　東Ｐ　　 +1.60 　　7/ 5　　上期　　　 34.13
<2809> キユーピー 　　東Ｐ　　 +0.32 　　7/ 5　　上期　　　-49.53

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした6日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース