決算マイナス・インパクト銘柄・寄付 … サンエー、カネコ種、暁飯島工業 (1月5日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の1月4日から5日の決算発表を経て6日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　暁飯島工業 <1997>
　21年8月期第1四半期(9-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比41.9％減の1.4億円に落ち込み、9-2月期(上期)計画の3.8億円に対する進捗率は38.2％にとどまったものの、5年平均の28.6％を上回った。

▲No.3　サンエー <2659>
　21年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比17.6％減の70億円に減り、通期計画の101億円に対する進捗率は69.0％にとどまり、5年平均の74.0％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<1997> 暁飯島工業 　　ＪＱ　　 -2.40 　　1/ 5　　　1Q　　　-41.90
<1376> カネコ種 　　　東１　　 -1.70 　　1/ 5　　上期　　　 39.53
<2659> サンエー 　　　東１　　 -0.69 　　1/ 5　　　3Q　　　-17.56
<9977> アオキスーパ 　ＪＱ　　 -0.27 　　1/ 5　　　3Q　　　207.41

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした6日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース