ショクブン、前期最終を一転赤字に下方修正

　ショクブン <9969> [東証Ｓ] が4月24日大引け後(16:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結最終損益を従来予想の500万円の黒字→1500万円の赤字(前の期は2億6800万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の5200万円→3200万円(前年同期は1億8700万円)に38.5％減額し、減益率が72.2％減→82.9％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　２．修正等の理由（１）通期連結業績予想　消費の抑制傾向が続く中、当社主力商品のメニュー商品ならびに特売商品の売上高が業績予想を下回る見込みです。2024年３月より、主力商品の値上（4.5％）を実施したこと、また、製造現場の効率化を進めたことにより、売上原価は抑制傾向で進捗しております。また、販売経費においては、個人宅の配送において、パート・アルバイト等を積極的に採用することで、固定費の変動費化を進めて参りました。これらの経費削減は一定の効果が出ているものの、利益面においても業績予想を下回る見込みです。　以上の理由により、通期の連結業績予想につきましては、売上高63億94百万円、営業利益52百万円、経常利益50百万円、親会社株主に帰属する当期純損失△15百万円に修正いたします。　なお、期末配当予想については、2023年５月10日に公表した１株当たり2.5円から変更はありません。（２）通期個別業績予想　個別の通期業績予想につきましても、連結と同様の理由によりそれぞれ修正いたします。※ 業績予想等につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。