決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … アークス、ハニーズＨＤ、Ｃ＆Ｒ (1月6日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の1月5日から6日の決算発表を経て7日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　４℃ホールデ <8008>
　22年2月期の連結経常利益を従来予想の33億円→22.5億円(前期は31.9億円)に31.8％下方修正し、一転して29.6％減益見通しとなった。

▲No.3　暁飯島工業 <1997>
　22年8月期第1四半期(9-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比19.7％減の1.1億円に減り、9-2月期(上期)計画の2.8億円に対する進捗率は42.1％にとどまったものの、5年平均の31.5％を上回った。

▲No.4　アークス <9948>
　22年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比16.4％減の124億円に減り、通期計画の180億円に対する進捗率は69.1％となり、5年平均の69.3％とほぼ同水準だった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<8008> ４℃ホールデ 　東１　　 -5.10 　　1/ 6　　　3Q　　　-47.10
<4763> Ｃ＆Ｒ 　　　　東１　　 -4.20 　　1/ 6　　　3Q　　　 55.68
<1997> 暁飯島工業 　　ＪＱ　　 -3.87 　　1/ 6　　　1Q　　　-19.73
<9948> アークス 　　　東１　　 -2.69 　　1/ 6　　　3Q　　　-16.44
<2792> ハニーズＨＤ 　東１　　 -0.79 　　1/ 6　　上期　　　-13.89

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした7日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース