ジョイフル、20年6月期業績を未定に変更、配当は10円を未定に変更

　ジョイフル <9942> [福証] が3月30日後場(15:00)に業績・配当修正を発表。20年6月期の業績予想を取り下げ、未定に変更した。

　同時に、従来10円を計画していた今期の年間配当を未定に変更した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　今般の新型コロナウイルスの感染拡大により、各種イベントの中止をはじめとして企業の出張、個人の外出といった各種活動の自粛が２月下旬より続いており、収束時期も見通せない状況であります。　当社の主力であるジョイフル業態の売上高について、１月度、２月度の２ヶ月累計では計画値を0.1％上回り、利益も順調に推移していたものの、２月26日に日本政府が発表したイベント等の自粛要請以降、外食の利用需要が大きく減少した３月度においては、３月25日時点で計画値を15.9％下回る状況となっております。今後も感染拡大の状況や行政府による規制対応などによっては大きく変動する可能性があるなど、業績予想の合理的な見積りが困難な状況であることより、通期連結業績予想を 「未定」 とさせていただきます。今後、合理的な見積りが可能になり次第、あらためて開示いたします。

　　当社は、安定的な配当により株主の皆様への利益還元を充実させる目的から、2020年６月期の配当予想を１株当たり中間：５円、期末：５円としておりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大による業績動向の急変や今後の財務基盤を考慮した結果、誠に遺憾ではありますが、中間：０円（無配）、期末：未定とさせていただきます。株主の皆様に深くお詫び申し上げますと共に、今後も安定的な配当の実現に向けて努力を進めて参ります。