ワットマン、今期経常は37％増益へ

　ワットマン <9927> [東証Ｓ] が5月16日大引け後(18:00)に決算を発表。22年3月期の連結経常利益は前の期比5.8％増の2.9億円に伸び、23年3月期も前期比37.5％増の4億円に拡大する見通しとなった。

　同時に、今期の年間配当は40円とする方針で、株式分割を考慮した実質配当は前期配当と変わらない。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比44.9％増の1.5億円に拡大したが、売上営業利益率は前年同期の10.0％→7.6％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　差異が生じた理由 当事業年度は、前事業年度に営業譲受したGS(ゲームステーション)業態２店舗及び当事業年度開店したベイタウン本牧５番街店(テック/スタイル/スポキャン業態３店舗)、丸井シティ横浜店(ワットマンカメラ業態１店舗)等により売上増収(15.３%)となりました。 また上記新店開店に伴う初期費用の発生等により、営業利益と経常利益はともに前年並み(それぞれ2.3%、2.2%)となりました。当期純利益は違約金収入15百万円、コロナ関連の助成金収入15百万円が計上されたものの、当社子会社のタイ現法に対する投資融資に係る損失を合計76百万円計上した事等により54百万円減益(△22.3%)となりました。 なお当該損失76百万円につき連結損益計算書に影響はありません。