ベリテ、前期経常を一転35％増益に上方修正

　ベリテ <9904> [東証２] が5月11日後場(13:00)に業績修正を発表。21年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の5.1億円→8億円(前の期は5.9億円)に55.1％上方修正し、一転して34.6％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の2.1億円→4.9億円(前年同期は3億円)に2.3倍増額し、一転して64.1％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年3月期における売上高は、当初想定をわずかに上回り、通期では前回予想を19百万円上回る見通しです。営業利益は前回予想を281百万円上回り817百万円、経常利益は286百万円上回り805百万円となる見通しです。主な理由は、通常であれば、販売管理費として計上されるべき、緊急事態宣言に伴う店舗の臨時休業期間中に発生した休業中店舗の人件費及び地代家賃等の費用290百万を、臨時休業等関連損失として特別損失に計上したためです。それに加えて店舗の営業休業中に発生した人件費に対する雇用調整助成金等を助成金収入として特別利益に106百万円計上しました。当期純利益はその他法人税等38百万円の計上の結果、前回予想を74百万円上回 り583百万円となる見通しです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（注）本資料に記載しております業績予想等につきましては、現時点で得られました情報に基づき算定しております。実際の業績は、今後様々な要因により本資料の見通しとは異なる結果となる可能 があります。