コンセック、前期経常を4％下方修正

　コンセック <9895> [東証Ｓ] が5月9日大引け後(16:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の1億2000万円→1億1500万円(前の期は1億円)に4.2％下方修正し、増益率が20.0％増→15.0％増に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の2億円の黒字→2億1000万円の黒字(前の期は200万円の赤字)に5.0％上方修正した。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億4400万円→1億3900万円(前年同期は1億4800万円)に3.5％減額し、減益率が2.7％減→6.1％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　上記のとおり、株式会社サンライフの業績低迷に加え、特殊工事事業において大型受注案件が減少したこと、また、原材料費の高騰や人件費の増加などによる製造コストの上昇により、売上高、営業利益及び経常利益については、前回予想を下回る見込みとなりました。　なお、今回の業績予想の修正に伴う配当予想の修正はありません。