ＵＥＸ、今期経常を一転10％増益に上方修正

　ＵＥＸ <9888> [ＪＱ] が8月2日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比49.0％増の5億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の15.5億円→17億円(前期は15.5億円)に9.7％上方修正し、一転して9.5％増益見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の7.2億円→8.7億円(前年同期は7.2億円)に20.7％上方修正し、増益率が0.3％増→21.0％増に拡大する見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の3.0％→3.9％に改善した。

　※業績予想がレンジで開示されている場合は、レンジの中央値に基づいて記事を作成しています。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第１四半期の連結業績は、主力事業であるステンレス鋼その他金属材料の販売事業において、仕入価格に対応した販売価格の改定に注力したことにより売上総利益率が上昇し、営業利益は計画を上回りました。　　また、為替差益を営業外収益に、投資有価証券売却益を特別利益に計上したことから経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益も計画を上回りました。　第２四半期累計期間及び通期連結業績予想につきまして、今後の事業環境を踏まえ、第１四半期の計画値との差異分を前回予想から上表のように修正いたします。　なお、配当予想につきましては、前回公表予想から変更ありません。※上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した結果であり、実際の業績は各種要因の変化によって変動する可能性があります。