共同紙が冴えない、１４年３月期業績見込みを下方修正で

　共同紙販ホールディングス<9849.T>が冴えない。１５日引け後に集計中の１４年３月期連結業績について、売上高を従来予想の１８０億円から１７７億８００万円（前の期比１．３％増）へ、営業利益を同２億円から１億２８００万円（同３６．６％減）へ、純利益を同１億８０００万円から８４００万円（同５１．７％減）へそれぞれ下方修正したことが嫌気されている。年間で２度にわたるメーカーの価格修正で仕入原価が上昇したことや物流費の増加が要因という。また、厚生年金基金の特例解散に伴い、厚生年金基金解散損失引当金繰入額を特別損失に計上したことも純利益を押し下げた。

共同紙の株価は１２時３８分現在２９６円（▼３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）