共同紙、前期最終を33％上方修正

　共同紙販ホールディングス <9849> [ＪＱ] が5月8日大引け後(15:00)に業績修正を発表。18年3月期の連結最終利益を従来予想の9000万円→1億2000万円(前の期は8600万円)に33.3％上方修正し、増益率が4.7％増→39.5％増に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結営業利益は従来予想の8500万円→8400万円(前の期は7600万円)に1.2％下方修正し、増益率が11.8％増→10.5％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の5900万円→8900万円(前年同期は7100万円)に50.8％増額し、一転して25.4％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高は、国内紙需要の低迷に加え、長期難航した価格修正等の影響により、予想を下回りました。利益面は、営業利益、経常利益ともに概ね予想通り推移しました。また、業績動向を踏まえて繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、当期末において繰延税金資産を計上することとし、法人税等調整額△37百万円を計上したため、親会社株主に帰属する当期純利益は予想を上回りました。