決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … アダストリア、Ｊディスプレ、ダイセキ (6月30日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の6月29日から6月30日の決算発表を経て7月1日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　サンデンＨＤ <6444>
　20年3月期の連結経常損益は97.3億円の赤字(前の期は5.6億円の黒字)に転落し、従来予想の40億円の赤字を下回って着地。

▲No.4　ダイセキＳ <1712>
　21年2月期の連結経常利益を従来予想の14億円→10億円(前期は12.9億円)に28.6％下方修正し、一転して22.8％減益見通しとなった。

▲No.5　ダイセキ <9793>
　21年2月期の連結経常利益を従来予想の113億円→86.4億円(前期は110億円)に23.5％下方修正し、一転して21.6％減益見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6444> サンデンＨＤ 　東１ 　 -22.87 　　6/30　本決算　　　　　－
<3675> クロスマーケ 　東１ 　 -11.88 　　6/30　　　1Q　　　 12.57
<8011> 三陽商 　　　　東１ 　 -10.82 　　6/30　　　1Q　　　　　－
<1712> ダイセキＳ 　　東１　　 -9.81 　　6/30　　　1Q　　　　0.57
<9793> ダイセキ 　　　東１　　 -7.46 　　6/30　　　1Q　　　 -4.62

<2685> アダストリア 　東１　　 -2.90 　　6/30　　　1Q　　　　赤転
<6740> Ｊディスプレ 　東１　　 -2.08 　　6/30　本決算　　　　　－

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした7月1日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース