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ナック、上期経常を一転46%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2022/11/04 15:30
 ナック <9788> [東証P] が11月4日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の10.5億円→5.5億円(前年同期は10.2億円)に47.6%下方修正し、一転して46.4%減益見通しとなった。
 なお、通期の経常利益は従来予想の30億円(前期は27.9億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  第2四半期累計連結業績における売上高は、前回発表から2,500百万円減少の26,000百万円、営業利益は同500百万円減少の550百万円、経常利益は同500百万円減少の550百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同450百万円減少の250百万円となる見込みです。これは、主に売上総利益率の高い建築コンサルティング事業において、新型コロナウイルス(以下、感染症)感染拡大「第7波」の影響によるセミナーの集客数低下や、感染症関連融資の返済開始等により、顧客である地場工務店の購買力が低下し、売上高が減少したことによります。また、住宅事業においては、建築部資材の価格高騰に伴い、売上総利益が減少しました。さらに、美容・健康事業において、化粧品需要の回復に伴う新規顧客獲得の好調により、積極的に広告投資を前倒ししたことで販売費及び一般管理費が増加しました。 以上の各要因により、期初の予想を下回る結果となりました。 なお、通期業績予想につきましては、2022年7月にダスキン事業及びウィズ事業、同年10月にクリクラ事業において主力商品の値上げを実施したことで、売上高の増加が見込まれます。また、建築コンサルティング事業においては、感染症感染拡大の収束に伴い、セミナーの集客数回復に併せて新商品を投入することにより、売上高の増加を見込んでおります。さらに、美容・健康事業において、マスク着用方針の緩和による需要の高まりや、第2四半期までに先行投資した広告宣伝費の奏功等もあり、売上高の増加が見込まれます。 以上の各要因により、通期業績予想は前回公表時点から変更はございません。※上記の予想は、本資料の発表日において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因により予想数値と異なる結果となる場合がございます。
配信元: 株探
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