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ナック<9788>は4日、2022年3月期第1四半期(21年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.8%減の119.84億円、営業利益が同12.6%減の1.85億円、経常利益が同30.5%増の1.75億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同86.9%減の0.69億円となった。
クリクラ事業の売上高は前年同期比6.8%減の35.82億円、営業利益は同65.5%減の1.69億円となった。宅配水市場は、感染症による在宅時間増加に伴う個人向けの水の消費量が増加したことに加え、在宅時間充実のための付加価値型サーバーへの需要が増加傾向にあった。クリクラ事業では、新規顧客獲得のため販売活動強化に取り組んだ結果、新規顧客獲得件数は同31.8%増加した。直営部門では、前期に引き続きサービス品質の向上に取り組み、クリクラボトルの売上高は前年同期比同水準を維持したが、前年同期に除菌意識の高まりにより販売数が急増した次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の反動減により、全体での売上高は微減となった。加盟店部門では、2020年1月に発売したデザインサーバー「クリクラFit」の販売数が増加したが、「ZiACO」の販売数減少により、売上高は前年同期を下回った。
レンタル事業の売上高は前年同期比4.1%増の36.52億円、営業利益は同8.8%増の2.90億円となった。主力のダスキン事業は、感染症の影響を受ける中、ダストコントロール商品部門は販促活動を控えたことによるレンタル売上の減少や、前年同期に需要の増加した感染症対策関連商品の反動減が発生した。一方で、ケアサービス部門は売上高が大幅増加した結果、全体の売上高は前年同期比で増加した。害虫駆除事業の売上高は減少した。法人向け定期清掃サービスを提供するアーネストは、前年同期に急減した商業施設やオフィス向け需要が徐々に回復し、売上高は増加した。
建築コンサルティング事業の売上高は前年同期比11.1%減の17.32億円、営業利益は0.84億円(前年同期は0.25億円の損失)となった。ノウハウ販売部門では、商品内容刷新による価格改定などによりノウハウ商品の売上は大幅に増加したものの、世界的な半導体の供給不足により、会員向けの住宅設備関連の納期が遅延し、部資材販売を含めた売上高は前年同期を下回った。また、suzukuri Div.は、前期末時点での受注残高が減少したことにより、売上高は減少した。ナックスマートエネルギーは、産業用市場から住宅市場への販売強化施策転換をしたことで顧客単価が低下し、売上高は減少した。エースホームは、2020年10月に開始した同社との共同開発商品関連売上の好調により、売上高は増加した。
住宅事業の売上高は前年同期比2.4%減の16.31億円、営業損失は1.14億円(前年同期は1.56億円の損失)となった。ケイディアイは、土地仕入が苦戦したため販売在庫が減少し、売上高は前年同期を下回った。ジェイウッドは、土地付きの建売住宅の売上棟数が増加したことと一棟単価が改善したことにより、売上高は増加した。
美容・健康事業の売上高は前年同期比19.5%減の14.19億円、営業利益は1.83億円(前年同期は0.67億円の損失)となった。JIMOSは、2019年7月に発覚したECサイトへの不正アクセスに起因する顧客数減少に加え、メイクアップ商品の買い控えが響き、売上高は前年同期比で減少した。ベルエアーは、主力商品である栄養補助食品の顧客数が減少傾向にある中、美容健康雑貨等の販売拡大に取り組んだ結果、売上高は増加した。
2022年3月期通期については、売上高が前期比3.8%増の576.00億円、営業利益が同6.5%減の26.00億円、経常利益が同3.1%減の26.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.9%減の16.00億円とする、5月14日に公表した連結業績予想を据え置いている。
<EY>
クリクラ事業の売上高は前年同期比6.8%減の35.82億円、営業利益は同65.5%減の1.69億円となった。宅配水市場は、感染症による在宅時間増加に伴う個人向けの水の消費量が増加したことに加え、在宅時間充実のための付加価値型サーバーへの需要が増加傾向にあった。クリクラ事業では、新規顧客獲得のため販売活動強化に取り組んだ結果、新規顧客獲得件数は同31.8%増加した。直営部門では、前期に引き続きサービス品質の向上に取り組み、クリクラボトルの売上高は前年同期比同水準を維持したが、前年同期に除菌意識の高まりにより販売数が急増した次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の反動減により、全体での売上高は微減となった。加盟店部門では、2020年1月に発売したデザインサーバー「クリクラFit」の販売数が増加したが、「ZiACO」の販売数減少により、売上高は前年同期を下回った。
レンタル事業の売上高は前年同期比4.1%増の36.52億円、営業利益は同8.8%増の2.90億円となった。主力のダスキン事業は、感染症の影響を受ける中、ダストコントロール商品部門は販促活動を控えたことによるレンタル売上の減少や、前年同期に需要の増加した感染症対策関連商品の反動減が発生した。一方で、ケアサービス部門は売上高が大幅増加した結果、全体の売上高は前年同期比で増加した。害虫駆除事業の売上高は減少した。法人向け定期清掃サービスを提供するアーネストは、前年同期に急減した商業施設やオフィス向け需要が徐々に回復し、売上高は増加した。
建築コンサルティング事業の売上高は前年同期比11.1%減の17.32億円、営業利益は0.84億円(前年同期は0.25億円の損失)となった。ノウハウ販売部門では、商品内容刷新による価格改定などによりノウハウ商品の売上は大幅に増加したものの、世界的な半導体の供給不足により、会員向けの住宅設備関連の納期が遅延し、部資材販売を含めた売上高は前年同期を下回った。また、suzukuri Div.は、前期末時点での受注残高が減少したことにより、売上高は減少した。ナックスマートエネルギーは、産業用市場から住宅市場への販売強化施策転換をしたことで顧客単価が低下し、売上高は減少した。エースホームは、2020年10月に開始した同社との共同開発商品関連売上の好調により、売上高は増加した。
住宅事業の売上高は前年同期比2.4%減の16.31億円、営業損失は1.14億円(前年同期は1.56億円の損失)となった。ケイディアイは、土地仕入が苦戦したため販売在庫が減少し、売上高は前年同期を下回った。ジェイウッドは、土地付きの建売住宅の売上棟数が増加したことと一棟単価が改善したことにより、売上高は増加した。
美容・健康事業の売上高は前年同期比19.5%減の14.19億円、営業利益は1.83億円(前年同期は0.67億円の損失)となった。JIMOSは、2019年7月に発覚したECサイトへの不正アクセスに起因する顧客数減少に加え、メイクアップ商品の買い控えが響き、売上高は前年同期比で減少した。ベルエアーは、主力商品である栄養補助食品の顧客数が減少傾向にある中、美容健康雑貨等の販売拡大に取り組んだ結果、売上高は増加した。
2022年3月期通期については、売上高が前期比3.8%増の576.00億円、営業利益が同6.5%減の26.00億円、経常利益が同3.1%減の26.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.9%減の16.00億円とする、5月14日に公表した連結業績予想を据え置いている。
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