ディーエムエスがストップ高、「ＳＤ ｅｘｐｏｒｔ」受託による越境ＥＣ物流サービス開始を好感

　ディーエムエス<9782.T>がストップ高カイ気配。同社は１０日の取引終了後、ラクーン<3031.T>が運営する小売店向け仕入れサイト「スーパーデリバリー」の越境ＥＣとなる輸出販売サービス「ＳＤ ｅｘｐｏｒｔ」にかかわる物流業務を受託し、越境ＥＣ物流サービスを開始することを発表、これを好感している。通常、輸出販売を行う輸出者は複数の手続きを行う必要がある。しかし、同社が商品保管管理から出荷作業まで物流に関するすべてを代行するため、スーパーデリバリーを利用するメーカーはサイト上で海外小売店からの注文を受けると、専用伝票を貼って日本国内にある同社のロジスティクスセンターに商品を送るだけで、１３４カ国以上の小売店・企業に対して卸販売が可能となる。同社では、「ＳＤ ｅｘｐｏｒｔ」を全面的にサポートするとともに、さらなるノウハウを蓄積し、国内の通信販売・ＥＣ事業者様に対して、越境ＥＣ物流サービスを提供していく。

ディーエムエスの株価は９時５７分現在８７２円（△１５０円）カイ気配

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）