決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … ＳＢＩリーシ、明治海、伊勢化 (7月27日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の7月26日から27日の決算発表を経て28日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　明治海 <9115>
　24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の20億円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の15億円に対する進捗率が133.3％とすでに上回り、さらに5年平均の82.0％も超えた。

★No.3　エリアリンク <8914>
　23年12月期第2四半期累計(1-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比11.2％増の22億円に伸び、従来の1.2％減益予想から一転して増益で着地。

★No.4　伊勢化 <4107>
　23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比61.5％増の23.9億円に拡大し、通期計画の43.5億円に対する進捗率は55.1％に達し、5年平均の42.6％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<9115> 明治海 　　　　東Ｓ 　 +10.92 　　7/27　　　1Q　　　147.52
<7477> ムラキ 　　　　東Ｓ　　 +5.19 　　7/27　　　1Q　　　-16.25
<8914> エリアリンク 　東Ｓ　　 +5.19 　　7/27　　上期　　　 11.19
<4107> 伊勢化 　　　　東Ｓ　　 +5.14 　　7/27　　上期　　　 61.50
<5834> ＳＢＩリーシ 　東Ｇ　　 +4.75 　　7/27　　　1Q　　　-14.05

<5449> 大阪製鉄 　　　東Ｓ　　 +2.88 　　7/27　　　1Q　　　 16.92
<9782> ＤＭＳ 　　　　東Ｓ　　 +2.63 　　7/27　　　1Q　　　 37.08
<7795> ＫＹＯＲＩＴ 　東Ｓ　　 +0.56 　　7/27　　　1Q　　　 14.91

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした28日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース