ＤＭＳ、10-12月期(3Q)経常は12％増益、今期配当を1円増額修正

　ディーエムエス <9782> [ＪＱ] が1月28日後場(13:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比27.4％増の10.5億円に伸び、通期計画の12.4億円に対する進捗率は84.6％に達し、5年平均の70.0％も上回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比32.3％減の1.9億円に落ち込む計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の20円→21円(前期は20円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比12.0％増の4.3億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の5.8％→6.0％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、株主の皆様に対する利益還元を重要な経営課題のひとつと認識し、経営基盤の強化を図りつつ、競争力強化のための設備投資の原資を確保するとともに、株主の皆様への利益還元を行うことを基本方針としております。株主の皆様への利益還元を図るため、配当性向を段階的に引き上げて30％を目指す方針であります。　平成31年3月期の配当につきましては、年間２０円の配当を予想しておりましたが、上記の方針に基づき、期末配当予想を１株当たり１円増配し、２１円に修正することといたしました。