決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … ブロッコリー、スーパーＶ、ジュンテン (7月9日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月8日から9日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　スーパーＶ <3094>
　22年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比92.2％減の6000万円に大きく落ち込み、通期計画の7億円に対する進捗率は8.6％にとどまり、5年平均の72.0％も下回った。

▲No.5　ＩＧポート <3791>
　21年5月期の連結最終損益は5億8200万円の黒字(前の期は2200万円の赤字)に浮上したが、22年5月期は3200万円の赤字に転落する見通しとなった。

▲No.6　ブロッコリー <2706>
　22年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比64.7％減の8900万円に大きく落ち込み、通期計画の7億3000万円に対する進捗率は12.2％となり、5年平均の13.9％とほぼ同水準だった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<9903> カンセキ 　　　ＪＱ　　 -3.48 　　7/ 9　　　1Q　　　 42.96
<3094> スーパーＶ 　　ＪＱ　　 -3.19 　　7/ 9　　　1Q　　　-92.18
<7219> ＨＫＳ 　　　　ＪＱ　　 -2.71 　　7/ 9　　　3Q　　　671.43
<5271> トーヨアサノ 　東２　　 -1.79 　　7/ 9　　　1Q　　　　黒転
<3791> ＩＧポート 　　ＪＱ　　 -1.59 　　7/ 9　本決算　　　-81.81

<2706> ブロッコリー 　ＪＱ　　 -1.24 　　7/ 9　　　1Q　　　-64.68
<3063> Ｊグループ 　　東Ｍ　　 -0.92 　　7/ 9　　　1Q　　　　赤拡
<9778> 昴 　　　　　　ＪＱ　　 -0.65 　　7/ 9　　　1Q　　　　赤縮
<9835> ジュンテン 　　東２　　 -0.57 　　7/ 9　　　1Q　　　-22.23
<5982> マルゼン 　　　東２　　 -0.38 　　7/ 9　　　1Q　　　 16.21

<5900> ダイケン 　　　ＪＱ　　 -0.26 　　7/ 9　　　1Q　　　-20.00

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース