決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … 東海ソフト、ドーン、ＡＴＡＯ (12月27日～1月9日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から10日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ドーン <2303>
　20年5月期の連結経常利益を従来予想の2億2600万円→2億6100万円(前期は2億0500万円)に15.5％上方修正し、増益率が10.2％増→27.3％増に拡大する見通しとなった。

★No.2　ニューテック <6734>
　20年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比74.8％増の2億0800万円に拡大し、通期計画の2億5000万円に対する進捗率は83.2％に達し、5年平均の48.6％も上回った。

★No.3　東海ソフト <4430>
　20年5月期第2四半期累計(6-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比36.6％増の2.7億円に拡大し、通期計画の4.6億円に対する進捗率は60.0％に達し、さらに前年同期の48.6％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2303> ドーン 　　　　ＪＱ 　 +30.13 　　1/ 9　　上期　　　511.11
<6734> ニューテック 　ＪＱ 　 +18.90 　　1/ 9　　　3Q　　　 74.79
<4430> 東海ソフト 　　東２ 　 +12.27 　　1/ 9　　上期　　　 36.63
<3550> ＡＴＡＯ 　　　東Ｍ 　 +11.25 　　1/ 8　　　3Q　　　　1.60
<9903> カンセキ 　　　ＪＱ　　 +9.98 　　1/ 9　　　3Q　　　 20.97

<8931> 和田興産 　　　ＪＱ　　 +4.82 　　1/ 7　　　3Q　　　 33.74
<9778> 昴 　　　　　　ＪＱ　　 +3.92 　　1/ 9　　　3Q　　　-24.44
<8887> リベレステ 　　ＪＱ　　 +2.41 　　1/ 9　　上期　　　 25.17
<7544> スリーエフ 　　東２　　 +1.93 　　1/ 9　　　3Q　　　　黒転
<2830> アヲハタ 　　　東２　　 +0.99 　　1/ 9　本決算　　　 84.86

<3083> シーズメン 　　ＪＱ　　 +0.84 　　1/ 9　　　3Q　　　　赤縮
<2789> カルラ 　　　　ＪＱ　　 +0.80 　　1/ 6　　　3Q　　　　1.83
<6469> 放電精密 　　　ＪＱ　　 +0.75 　　1/ 8　　　3Q　　　　赤転
<9846> 天満屋ス 　　　東２　　 +0.74 　　1/ 8　　　3Q　　　-13.89
<8247> 大和デ 　　　　東２　　 +0.67 　　1/ 9　　　3Q　　　 20.44

<2178> トライＳＴＧ 　東Ｍ　　 +0.62 　　1/ 8　　　3Q　　　134.38
<7975> リヒトラブ 　　東２　　 +0.33 　　1/ 9　　　3Q　　　-39.16
<2927> ＡＦＣ－ＨＤ 　ＪＱ　　 +0.30 　　1/ 9　　　1Q　　　-26.35
<2683> 魚喜 　　　　　東２　　 +0.25 　　1/ 9　　　3Q　　　　赤縮
<2300> きょくとう 　　ＪＱ　　 +0.16 　　1/ 7　　　3Q　　　-32.87

<1997> 暁飯島工業 　　ＪＱ　　 +0.12 　　1/ 7　　　1Q　　　268.12

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース