決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ビットワンＧ、カネ美食品、協立情報通信 (7月10日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月9日から10日の決算発表を経て11日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ビットワンＧ <2338>
　20年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は8500万円の赤字(前年同期は1億2400万円の赤字)に赤字幅が縮小した。

★No.2　昴 <9778>
　20年2月期第1四半期(3-5月)の経常損益(非連結)は1000万円の赤字(前年同期は2300万円の赤字)に赤字幅が縮小した。

★No.3　協立情報通信 <3670>
　20年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比20.2％増の1.5億円に伸び、通期計画の3.5億円に対する進捗率は43.7％となり、5年平均の40.3％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2338> ビットワンＧ 　東２　　 +3.27 　　7/10　　　1Q　　　　赤縮
<9778> 昴 　　　　　　ＪＱ　　 +1.42 　　7/10　　　1Q　　　　赤縮
<3670> 協立情報通信 　ＪＱ　　 +1.38 　　7/10　　　1Q　　　 20.16
<2669> カネ美食品 　　ＪＱ　　 +0.80 　　7/10　　　1Q　　　　　－

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした11日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース