ＣＳＰ、今期経常を17％上方修正・8期ぶり最高益更新へ

　セントラル警備保障 <9740> が1月12日大引け後(15:30)に決算を発表。17年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比67.1％増の18.4億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の16.8億円→19.7億円(前期は11.9億円)に17.3％上方修正し、増益率が40.7％増→65.0％増に拡大し、8期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.9億円→5.8億円(前年同期は4億円)に99.7％増額し、一転して42.4％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比43.2％増の4.5億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.7％→3.8％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　これまで進めてきたＭ＆Ａの効果及び平成28 年９月30 日に株式会社特別警備保障の株式を取得し、同社を当第３四半期累計期間より連結の範囲に含めたことなどの影響により、増収増益となる見込みです。　これら最近の業績の動向を踏まえ、平成28 年７月13 日に公表いたしました平成29 年２月期の業績予想を、上記に記載のとおり修正いたします。