ＫＮＴＣＴは上値指向、訪日客４０００万人時代控え旅行ニーズ取り込む

　ＫＮＴ－ＣＴホールディングス<9726.T>が上値指向。５日・２５日移動平均線のゴールデンクロス示現から１８０円を軸とするもみ合いから上に放れる兆し。

　「政府は、東京五輪・パラリンピックが開催される２０２０（平成３２）年の年間訪日外国人観光客数の新たな目標を４千万人台に引き上げる方向で検討に入ったことが７日、分かった」と産経新聞が伝えている。アベノミクス成長戦略では観光産業の発展を中核に掲げており、政府は訪日外客誘致に積極姿勢をみせている。そのなか、近畿日本ツーリストを傘下に置く同社株も旅行需要の取り込みが期待され関連株として恩恵を享受するとの見方が買いに反映されている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）