ロイヤルホ、今期最終を5.5倍上方修正

　ロイヤルホテル <9713> [東証Ｓ] が3月15日大引け後(17:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結最終利益を従来予想の1億円→5.5億円(前期は133億円)に5.5倍上方修正し、減益率が99.2％減→95.9％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の1.8億円→6.3億円(前年同期は151億円)に3.5倍増額し、減益率が98.8％減→95.8％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年3月期の通期連結業績予想につきましては、売上高及び営業利益は、概ね予想通り推移しております。　経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、営業外費用に計上しております「匿名組合投資損失」が前回公表値より、損失額が大幅に減少する見込みであるため、前回発表予想を上回る見込みとなりました。　また、親会社株主に帰属する当期純利益については、今後の業績見通し等を勘案し、繰延税金資産の回収可能性の検討結果によって法人税等調整額に変動が見込まれるため、レンジでの業績見通しとさせていただいております。※上記の業績予想については、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算出したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。