帝ホテル、上期経常は黒字浮上で上振れ着地

　帝国ホテル <9708> [東証Ｓ] が10月27日後場(14:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は9.5億円の黒字(前年同期は0.6億円の赤字)に浮上し、従来予想の7.7億円の黒字を上回って着地。
　通期計画の20.5億円に対する進捗率は46.4％となった。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比36.0％減の10.9億円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比13倍の1.4億円に急拡大し、売上営業損益率は前年同期の-5.0％→0.2％に急改善した。

株探ニュース