シーイーシーが４連騰、スマートファクトリー事業など伸長し第３四半期は２ケタ営業増益

　シーイーシー<9692.T>が４連騰し年初来高値を更新している。１１日の取引終了後に発表した第３四半期累計（２～１０月）連結決算が、売上高３３０億３１００万円（前年同期比１．１％増）、営業利益２６億１００万円（同１１．６％増）、純利益１７億１８００万円（同２９．９％増）と２ケタ営業増益となったことが好感されている。

　注力事業であるセキュリティーサービス事業やスマートファクトリー事業が伸長したほか、データセンターサービス事業やＩＣＴインフラ構築事業なども好調に推移。また、粗利率の高い自社製品の販売が増えたことや、事業効率改善に向けた生産性向上の施策も奏功した。

　なお、１８年１月期通期業績予想は、売上高４６０億円（前期比４．６％増）、営業利益３６億円（同８．７％増）、純利益２４億５０００万円（同６．２％減）の従来見通しを据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）