スクエニＨＤは急反発、第１四半期営業益８６％増で通期計画進捗率３０％

　スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>が急反発している。同社は６日取引終了後に、２０年３月期第１四半期（４～６月）の連結決算を発表。営業利益は７１億８９００万円（前年同期比８５．８％増）となり、通期計画２４０億円に対する進捗率は３０％に達した。

　売上高は５３３億２９００万円（同１９．１％増）で着地した。家庭用ゲーム機向けソフトが好調だったほか、スマートフォン向けゲームの売り上げも伸長。アミューズメント施設の運営や出版事業なども堅調だった。一方、為替差損を計上したことから、経常利益は６２億９７００万円（同１３．９％減）、純利益は４１億２２００万円（同２６．３％減）となった。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

出所：minkabuPRESS