セゾン情報、今期経常を19％上方修正

　セゾン情報システムズ <9640> [東証Ｓ] が1月27日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比14.7％減の17.1億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の16億円→19億円(前期は29.4億円)に18.8％上方修正し、減益率が45.6％減→35.4％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.5億円→7.5億円(前年同期は17億円)に65.5％増額し、減益率が73.2％減→55.6％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比26.2％減の5.7億円に減り、売上営業利益率は前年同期の13.1％→9.5％に低下した。

株探ニュース