三協フロンテが３日続伸、レンタル出荷堅調で２０年３月期営業利益予想を上方修正

　三協フロンテア<9639.T>が３日続伸している。１２日の取引終了後、２０年３月期の連結業績予想について、営業利益を６７億円から７０億円（前期比１５．６％増）へ、純利益を４１億５０００万円から４３億２０００万円（同１２．６％増）へ上方修正したことが好感されている。

　売上高は４５５億円（同８．７％増）の従来見通しを据え置いたものの、足もとでレンタルの出荷及び展示場などにおける販売が堅調に推移していることに加えて、生産供給能力の改善などによる原価低減を図ったことが寄与する見通しだ。また、従来５５円を予定していた中間配当を６０円にすると発表しており、これにより年間配当は１２０円になる予定だ。

　なお、同時に発表した第２四半期（４～９月）決算は、売上高２１５億２０００万円（前年同期比６．８％増）、営業利益３４億６１００万円（同１６．６％増）、純利益２０億４８００万円（同１５．１％増）だった。

出所：MINKABU PRESS