決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ピジョン、アインＨＤ、トリケミカル (11月29日～12月5日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から6日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ピジョン <7956>
　19年12月期の連結経常利益を従来予想の200億円→169億円に15.5％下方修正した。

▲No.5　ティーライフ <3172>
　20年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比27.9％減の8800万円に減り、通期計画の3億7100万円に対する進捗率は23.7％にとどまったものの、5年平均の18.4％を上回った。

▲No.6　モロゾフ <2217>
　20年1月期第3四半期累計(2-10月)の最終損益(非連結)は2600万円の赤字(前年同期は3億1700万円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7956> ピジョン 　　　東１ 　 -17.98 　 12/ 2　　　3Q　　　-20.69
<4369> トリケミカル 　東１ 　 -10.68 　 11/29　　　3Q　　　 27.51
<7959> オリバー 　　　東１　　 -8.10 　 12/ 4　本決算　　　　0.67
<9627> アインＨＤ 　　東１　　 -5.09 　 12/ 3　　上期　　　 24.85
<3172> ティーライフ 　東１　　 -0.57 　 12/ 4　　　1Q　　　-27.87

<2217> モロゾフ 　　　東１　　 -0.20 　 12/ 4　　　3Q　　　-86.73

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした6日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース