共立メンテが４日ぶり急反発、株式分割と１５年３月期業績予想の修正を発表

　共立メンテナンス<9616.T>が４日ぶりに急反発し、一時、前日比５４０円（９．４％）高の６３００円まで買われる場面があった。９日の取引終了後、３月３１日を基準日として１対１．２株の株式分割を実施すると発表したほか、１５年３月期の連結業績見通しについて、売上高を１１２１億円から１１０５億円（前期比５．０％増）へ下方修正した一方、営業利益を同７９億４０００万円から８０億５０００万円（同７．５％増）へ、純利益を同４０億円から４４億２０００万円（同１５．４％増）へ上方修正しており、これらを好材料視した買いが入っている。総合ビルマネジメント事業や韓国ソウルでのホテル開業時期の遅れなどで売上高は下方修正したものの、寮事業やホテル事業が当初予想を大きく上回って推移していることが要因としている。
　なお、第３四半期累計（４～１２月）決算は、売上高８０５億９５００万円（前年同期比５．１％増）、営業利益６５億１３００万円（同１７．７％増）、最終利益３９億９９００万円（同３５．３％増）だった。

共立メンテの株価は９時３９分現在６０１０円（△２５０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）