東映が新値街道まい進、業績回復期待を拠りどころに上昇加速

　東映<9605.T>が大幅高で新値街道をまい進。株価は２月２４日に三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券の投資判断引き上げと目標株価１０４０円という強気設定（従来予想５５０円）でマドを開けて買われたが、それ以降２５日移動平均線との上方カイ離を修正することなく上げ足を強めている。１５年３月期は営業減益見通しながら来期以降は「ドラゴンボールＺ」や「ワンピース」など大型作品の上映で同社業績は急回復に向かう可能性が高い。また、１５年３月期の期末配当は従来予想の３円に特別配当１円を加えた計４円に引き上げており、これも３月期末接近で改めて材料視されているようだ。

東映の株価は１４時９分現在８８４円（△３９円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）