948円
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■旅工房 <6548> 210円 (+50円、+31.3%) ストップ高
旅工房 <6548> [東証G]がストップ高。13日午後3時、25年6月期第1四半期(7-9月)の連結決算を発表。売上高は10億3400万円、営業損益は800万円の黒字となった。営業損益は18四半期ぶりに黒字を確保した。足もとの業況をポジティブ視した買いが入ったようだ。個人向け海外旅行の売り上げが伸びたほか、販管費の効率化が奏功した。同社は決算期の変更により前期は15ヵ月の変則決算だった。前期の7-9月期との比較では売上高は20%以上の増収となっている。同社は25年6月期の通期では営業赤字を計画している。
■青山商 <8219> 1,634円 (+300円、+22.5%) ストップ高
東証プライムの上昇率トップ。青山商事 <8219> [東証P]がストップ高。12日取引終了後、従来の配当方針(年間配当下限額60円、連結配当性向40%)を変更すると発表し、新たに「連結における配当性向70%もしくは株主資本配当率(DOE)3%のいずれか高い方を採用する」との目標を掲げた。これに伴い、25年3月期の配当予想を61円から127円(前期65円)へ大幅増額しており、これを好感した買いが膨らんだ。あわせて自社株買いの実施を明らかにしており、これも買い材料視された。取得上限は150万株(自己株式を除く発行済み株数の2.98%)、または30億円。期間は11月15日から来年3月24日まで。このほか、今期連結業績予想の修正を発表。売上高を1988億円から1986億円(前期比2.5%増)へ引き下げ、営業利益は130億円から138億円(同15.8%増)へ引き上げた。主要アイテムの販売低調が響く一方、利益面では販管費の削減が奏功する。純利益については従来予想を据え置いた。
■LTS <6560> 2,211円 (+400円、+22.1%) ストップ高
エル・ティー・エス <6560> [東証P]がストップ高。同社は12日の取引終了後、24年12月期の連結業績予想の修正を発表。最終利益予想を2億8000万円増額して9億7000万円(前期比2.1倍)に引き上げており、好感されたようだ。連結子会社の固定資産売却に伴い、特別利益を計上する。今期の売上高と営業利益、経常利益予想は据え置いた。あわせて発表した第3四半期累計(1-9月)の連結決算は、売上高が前年同期比48.8%増の122億4600万円、最終利益が同89.6%増の7億円となった。
■アグロカネシ <4955> 1,689円 (+300円、+21.6%) ストップ高
アグロ カネショウ <4955> [東証S]がストップ高。12日の取引終了後、出光興産 <5019> [東証P]がアグロカネシに対し、完全子会社化を目的として1株1900円で株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表。アグロカネシの株価はTOB価格にサヤ寄せする格好となった。買付予定数の下限は807万7300株(所有割合66.67%)で、上限は設定しない。買付期間は13日から12月24日まで。TOBが成立した場合、所定の手続きを経てアグロカネシは上場廃止となる見込み。アグロカネシの筆頭株主である麻生(福岡県飯塚市)などがTOBに応募する契約を締結している。出光興産はアグロカネシを完全子会社化することで、農薬事業を高機能材セグメントの中核事業に育成する方針。アグロカネシはTOBに賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨した。東京証券取引所は12日、アグロカネシを監理銘柄(確認中)に指定した。
■THK <6481> 3,080円 (+500円、+19.4%) ストップ高
東証プライムの上昇率3位。THK <6481> [東証P]がストップ高。12日取引終了後、取得上限2000万株(自己株式を除く発行済み株数の16.31%)、または400億円とする大規模な自社株買いを実施すると発表。これが好感され買いを呼び込んだ。同社は現行の2026年度(5年計画)経営目標の見直しに関する基本方針として「ROE10%超の早期実現」を決定し、基本方針の達成に向けて機動的な自己株式取得などを行う考えを同日明らかにした。これを踏まえて自社株買いを行う。期間は11月13日から来年11月12日まで。このほか、24年12月期連結業績予想について売上高を3650億円から3500億円(前期比0.6%減)へ、営業利益を270億円から170億円(同28.3%減)へ下方修正した。産業機器事業の足もとの受注が想定を下回る水準で推移しているため。
■オープンW <5139> 644円 (+100円、+18.4%) ストップ高
オープンワーク <5139> [東証G]がストップ高。13日正午ごろ、上限を90万株(発行済み株数の4.22%)、または5億5000万円とする自社株買いを実施すると発表しており、好材料視された。取得期間は11月14日から来年7月31日までで、将来の機動的な資本戦略に備えるのが目的としている。また、同時に発表した第3四半期累計(1-9月)決算が、売上高26億4600万円(前年同期比20.4%増)、営業利益9億2200万円(同20.8%増)、純利益6億4400万円(同22.8%増)と大幅増益となり、通期計画に対する営業利益の進捗率が92%となったことも好材料視された。積極的なマーケティング投資により、OpenWorkリクルーティング事業で契約社数、累計Web履歴書登録数が増加し業績を牽引した。なお、24年12月期通期業績予想は、売上高34億円(前期比16.3%増)、営業利益10億円(同16.8%増)、純利益6億8500万円(同11.6%増)の従来見通しを据え置いている。
■エクサWiz <4259> 400円 (+56円、+16.3%)
エクサウィザーズ <4259> [東証G]が急反騰。12日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算が、売上高45億9600万円(前年同期比35.7%増)、営業損益2億4500万円の赤字(前年同期5億3400万円の赤字)、最終損益4億1800万円の赤字(同7億6800万円の赤字)と赤字幅を縮小して着地し、7-9月期では営業利益4300万円と創業来初の黒字となったことが好感された。DX人材育成サービスである「exaBase DXアセスメント&ラーニング」や法人向けチャットGPTの「exaBase生成AI」が引き続き成長を牽引し、AIプロダクト事業が好調に推移。新たに東北電力 <9506> [東証P]とも業務提携を開始するなど顧客により深く入り込んだ案件が増加したAIプラットフォーム事業も伸長した。なお、25年3月期通期業績予想は、売上高100億6000万円(前期比20.0%増)、営業利益2億円(前期3億500万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。
■プレイド <4165> 1,135円 (+150円、+15.2%) ストップ高
プレイド <4165> [東証G]がストップ高。12日の取引終了後に発表した25年9月期連結業績予想で、売上高135億7500万円(前期比23.5%増)、営業利益6億7800万円(同2.6倍)と大幅増益を見込むことが好感された。既存顧客との取引拡大に加えて、子会社売上高の増加を予想。また、既存のSaaS事業におけるリソース配分の適正化や採算性を意識した費用投下による収益性改善を見込む。なお、25年1月から一部サービスの月額利用料金の改定を行うが、業績予想にはほとんど織り込んでいないとしている。同時に発表した24年9月期連結決算は、売上高109億9200万円(前の期比27.3%増)、営業利益2億6000万円(前の期8億8100万円の赤字)、最終利益3億2000万円(同21億800万円の赤字)だった。
■朝日工 <1975> 1,662円 (+202円、+13.8%)
東証プライムの上昇率7位。朝日工業社 <1975> [東証P]が3日続急騰。空調工事を主力とし、高い技術力を背景に 半導体工場のクリーンルームやデータセンター案件などで実績が高い。12日取引終了後、25年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の36億円から60億円(前期比31%増)に大幅増額した。同社の営業利益は91年3月期に達成した50億8400万円が過去最高となっており、今期は34期ぶりにピーク利益を更新する見通しとなったことで株価に与えるインパクトも大きい。更に株主還元にも抜かりなく対応、今期年間配当は従来計画の60円から100円(前期実績は株式分割考慮で60円)へ大幅に上乗せし、配当利回りは前日12日終値換算で6.8%と際立って高い水準となった。
■シャープ <6753> 1,011円 (+122.6円、+13.8%)
東証プライムの上昇率8位。シャープ <6753> [東証P]が続急騰。12日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算で、営業利益が4億7900万円(前年同期58億6100万円の赤字)と上期としては2年ぶりに黒字転換したことが好感された。デバイス事業が減収となった影響で売上高は1兆964億円(前年同期比5.3%減)と減収となったが、大型ディスプレイ事業の生産を停止するなど、事業の構造改革を進めることで同事業の営業赤字は大幅に縮小した。また、スマートオフィス事業でパソコン事業やオフィスソリューションの高付加価値化が進んだことやインフォメーションディスプレー事業で構造改革が進んだこと、更に国内・欧州で複合機が伸長したことなどで営業黒字を確保した。なお、25年3月期通期業績予想は、売上高2兆1000億円(前期比9.6%減)、営業利益100億円(前期203億4300万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。
■新日本製薬 <4931> 1,941円 (+211円、+12.2%)
新日本製薬 <4931> [東証P]が続急騰。同社は12日の取引終了後、24年9月期の連結決算発表にあわせ、25年9月期の業績予想を開示した。今期の売上高予想は前期比4.9%増の420億円、最終利益予想は同10.9%増の31億円とした。前期に続き過去最高益を見込むほか、年間配当予想は同7円増配の52円に設定。加えて、取得総数54万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.50%)、取得総額11億円を上限とする自社株買いの実施も公表しており、これらをポジティブ視した買いが株価を押し上げたようだ。自社株の取得期間は11月13日から12月12日まで。今期は化粧品において「PERFECT ONE」の伸長を見込むほか、コスト構造改革も実行し、利益率の向上を図る。同社は中期経営計画も公表し、27年9月期に売上高520億円、営業利益60億円(25年9月期予想は45億円)に伸ばす目標を掲げた。配当方針も変更し、連結配当性向35%以上を基本として継続的かつ安定的に業績に応じた利益配分を行う方針を示している。
■コプロHD <7059> 1,565円 (+136円、+9.5%)
コプロ・ホールディングス <7059> [東証P]が急反発。13日午後1時ごろに発表した9月中間期連結決算が、売上高142億2700万円(前年同期比27.7%増)、営業利益12億3700万円(同67.9%増)、純利益7億9700万円(同56.4%増)と大幅増収増益となったことが好感された。時間外労働の上限規制を追い風にした需要の拡大を受けながら、外部の人材紹介会社に頼らない自社選考による「ローコスト採用」に磨きをかける採用力の強化が功を奏し、建設技術者派遣を中心に売上高が伸長した。なお、25年3月期通期業績予想は、売上高300億円(前期比24.5%増)、営業利益27億円(同26.1%増)、純利益17億5500万円(同19.9%増)の従来見通しを据え置いている。
■ホシザキ <6465> 5,568円 (+451円、+8.8%)
ホシザキ <6465> [東証P]が7日続急伸。12日の取引終了後、24年12月期の連結業績予想について、売上高を4100億円から4300億円(前期比15.1%増)へ、営業利益を440億円から485億円(同11.4%増)へ、純利益を330億円から340億円(同3.5%増)へ上方修正したことが好感された。インバウンドが過去最高水準を継続するなか、飲食市場及び宿泊施設や流通販売業、病院・福祉施設などの飲食外市場へ向けて、ノンフロン自然冷媒を使用した冷蔵庫、製氷機や、食器洗浄機などの拡販に注力していることが寄与する。また、海外における収益性改善に向けた取り組みなども奏功する。なお、第3四半期累計(1-9月)決算は、売上高3312億6300万円(前年同期比17.4%増)、営業利益429億3400万円(同20.7%増)、純利益305億8900万円(同1.9%増)だった。同時に、上限を250万株(発行済み株数の1.75%)、または100億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視された。取得期間は11月14日から来年2月28日までで、株主還元の充実と資本効率の向上により、更なる企業価値向上を図ることが目的という。
■カバー <5253> 2,456円 (+168円、+7.3%)
カバー <5253> [東証G]が3日続急伸。12日の取引終了後に発表した25年3月期第2四半期累計(4-9月)の単体決算は、売上高が前年同期比39.3%増の171億400万円、経常利益が同42.8%増の33億100万円、最終利益が同28.0%増の21億2000万円となった。7-9月期の経常利益は69%増、最終利益は45%増と伸び率は上期を上回る水準となっており、業況を好感した買いを集めたようだ。ライブ・イベント分野では国内大型ライブコンサートの実施件数が前年同期と比べて少なく、減収となった一方、マーチャンダイジング分野ではトレーディングカードゲーム「hololive OFFICIAL CARD GAME」の売り上げが想定を上回って拡大した。ライセンス・タイアップ分野における案件獲得の進捗も好調だった。
■ブロドリーフ <3673> 621円 (+41円、+7.1%)
ブロードリーフ <3673> [東証P]が7日続急伸。12日の取引終了後、24年12月期の連結業績予想について、売上高を176億円から178億円(前期比15.7%増)へ、営業利益を5000万円から4億5000万円(前期19億200万円の赤字)へ、最終利益を9000万円から1億2500万円(同14億8700万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。ハードウェア及び非モビリティー産業向けパッケージソフトウェアの販売が計画を上回っていることに加えて、業務プロセスの効率化により営業活動や管理業務などにかかるコスト削減を進めていることが寄与する。なお、同時に発表した第3四半期累計(1-9月)決算は、売上高129億5800万円(前年同期比15.2%増)、営業利益2億8800万円(前年同期15億2200万円の赤字)、最終利益1億6100万円(同10億2800万円の赤字)だった。
■ENEOS <5020> 810.1円 (+52.8円、+7.0%)
ENEOSホールディングス <5020> [東証P]が4日ぶり急反発。13日午後1時、25年3月期の連結業績予想の修正について発表。今期の最終利益予想を100億円増額し2200億円(前期比23.6%減)に引き上げた。中間配当は従来予想から2円増額して13円で決定。期末配当予想も2円増額の13円としており、これらを好感した買いが集まったようだ。業績予想の前提となる為替レートは従来、通期で1ドル=145円としていたが、今回149円に修正した。下期に関しては145円とする。銅価格も高水準で推移しており、影響を業績予想に反映した。今期の売上高予想については6000億円減額して14兆円(同1.0%増)に修正。在庫影響を除いた営業利益に関しては従来の予想から200億円増額して4200億円(同6.8%増)を予想する。9月中間期の売上高は前年同期比4.1%減の6兆3484億2300万円、最終利益は同60.3%減の681億6800万円だった。
■東応化 <4186> 3,780円 (+219円、+6.2%)
東京応化工業 <4186> [東証P]が急反発。12日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1-9月)連結決算が、売上高1465億4700万円(前年同期比23.5%増)、営業利益232億4300万円(同50.5%増)、純利益156億3600万円(同2.1倍)と大幅増益となったことが好感された。生成AIに牽引される先端半導体の需要拡大と中国向け需要の増加、円安効果などで、エレクトロニクス機能材料、高純度化学薬品がともに伸長した。一方で固定費も増加したものの、増収効果に円安効果もあって、大幅増益となった。なお、24年12月期通期業績予想は、売上高1934億円(前期比19.2%増)、営業利益293億円(同29.0%増)、純利益198億円(同55.8%増)の従来見通しを据え置いている。同時に、上限を250万株(発行済み株数の2.05%)、または70億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視された。取得期間は11月13日から来年1月31日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行や株主への利益還元を目的としている。
■インターメス <262A> 2,405円 (+138円、+6.1%)
インターメスティック <262A> [東証P]が3日ぶりに急反発。同社は11月12日大引け後(16:00)に決算を発表、24年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は53.6億円となり、通期計画の40.3億円に対する進捗率が133.0%とすでに上回ったことが好感されたようだ。
■戸田建 <1860> 1,006円 (+53.2円、+5.6%)
戸田建設 <1860> [東証P]が続急伸。13日午前に4-9月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比4.7%増の2412億6100万円、純利益は同37.7%増の71億7500万円だった。建築事業や土木事業の増収に加え、投資有価証券売却益の計上が寄与した。これが好感された。
■LINK&M <2170> 584円 (+28円、+5.0%)
リンクアンドモチベーション <2170> [東証P]が続急伸。同社は13日正午、24年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比9.5%増の274億3000万円、最終利益は同36.3%増の24億9300万円となった。加えて、第4四半期末の配当予想を30銭増額して3円30銭に修正し、自己株式の消却も発表。これらを材料視した買いが入ったようだ。コンサル・クラウド事業やオープンワークを含む人材紹介事業が伸長し収益を押し上げた。年間配当予想は前期比90銭増配の12円20銭となる。11月25日に発行済み株式総数の3.6%に当たる自己株式406万8000株を消却する予定。また、FCE <9564> [東証S]との業務提携に関する発表も行っている。
■川田テク <3443> 2,593円 (+117円、+4.7%)
川田テクノロジーズ <3443> [東証P]が大幅高で3日続伸。12日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を1280億円から1300億円(前期比0.7%増)へ、営業利益を58億円から79億円(同9.6%減)へ、純利益を52億円から69億円(同8.5%減)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を45円から55円(年100円)へ引き上げたことが好感された。鉄構セグメント及び土木セグメントで、竣工済み並びに竣工予定の複数の大型工事を中心に設計変更が想定以上に獲得でき、採算性が向上していることが要因という。なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高664億3000万円(前年同期比3.3%増)、営業利益48億100万円(同55.0%増)、純利益50億1700万円(同93.4%増)だった。
※13日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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