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ビジネスコーチのニュース
*15:39JST ビジネスコーチ Research Memo(9):2024年9月期は増収増益予想、堅調に推移
■今後の見通し
1. 2024年9月期連結の業績見通し
ビジネスコーチ<9562>の2024年9月期の連結業績予想は、期初計画を据え置いて売上高が1,877百万円、営業利益が285百万円、経常利益が274百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が120百万円としている。参考値として2023年9月期の非連結業績と単純比較すると売上高は62.4%増、営業利益は243.0%増、経常利益は259.9%増、親会社株主に帰属する当期純利益は124.7%増となる。人材開発事業が1対1型サービスを中心に好調に推移し、KDテクノロジーズの新規連結も寄与する見込みだ。
半期別に見ると、上期は売上高が868百万円、営業利益が96百万円、経常利益が86百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が36百万円、下期は売上高が1,009百万円、営業利益が189百万円、経常利益が188百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が84百万円で、下期偏重の計画としている。人材開発事業は第3四半期(4月~6月)の構成比が高い傾向があることに加え、下期はグループシナジー効果が寄与する見込みだ。
第1四半期の利益進捗率はのれん償却・無形固定資産償却・子会社取得費用といった一過性要因の影響で低進捗率の形だが、全社売上高の進捗率は対上期で50.7%、対通期で23.4%とおおむね順調だった。足元の受注動向は良好であるが、提案金額の大型化に伴い、商談から受注までの期間の長期化が一部で見受けられるとのこと。今後については、強みとしているエグゼクティブコーチングを中心とする1対1型サービスが拡大基調で人材開発事業の利益率が上昇していること、SXi事業においてグループシナジーが期待されることなどを勘案すると、足元の進捗通り、堅調な推移が見込まれると弊社では考えている。
2. セグメント別の業績見通し
セグメント別売上高の計画は人材開発事業が1,450百万円、SXi事業が426百万円としている。人材開発事業の主要KPIの計画(前期比)としては、パートナーコーチ陣の数は35名増加の205名、1対1型コーチング対象者数は246名増の1,500名、取引先企業数は51社増の380社としている。なお人材開発事業では、営業人員の確保が遅れた影響や、成約までの期間が長期化している影響などで、第1四半期の受注高が前年同期比16.8%減少(期末受注残高は前年同期比27.3%増加)したが、第2四半期に入って営業人員の採用が進展しており、通期ベースでは要因の解消が見込まれるとしている。SXi事業では、既存顧客のグループ企業への営業展開、同社からの優良顧客の紹介、人材の育成・増強などにより売上・利益の拡大を図る方針だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
<AS>
1. 2024年9月期連結の業績見通し
ビジネスコーチ<9562>の2024年9月期の連結業績予想は、期初計画を据え置いて売上高が1,877百万円、営業利益が285百万円、経常利益が274百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が120百万円としている。参考値として2023年9月期の非連結業績と単純比較すると売上高は62.4%増、営業利益は243.0%増、経常利益は259.9%増、親会社株主に帰属する当期純利益は124.7%増となる。人材開発事業が1対1型サービスを中心に好調に推移し、KDテクノロジーズの新規連結も寄与する見込みだ。
半期別に見ると、上期は売上高が868百万円、営業利益が96百万円、経常利益が86百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が36百万円、下期は売上高が1,009百万円、営業利益が189百万円、経常利益が188百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が84百万円で、下期偏重の計画としている。人材開発事業は第3四半期(4月~6月)の構成比が高い傾向があることに加え、下期はグループシナジー効果が寄与する見込みだ。
第1四半期の利益進捗率はのれん償却・無形固定資産償却・子会社取得費用といった一過性要因の影響で低進捗率の形だが、全社売上高の進捗率は対上期で50.7%、対通期で23.4%とおおむね順調だった。足元の受注動向は良好であるが、提案金額の大型化に伴い、商談から受注までの期間の長期化が一部で見受けられるとのこと。今後については、強みとしているエグゼクティブコーチングを中心とする1対1型サービスが拡大基調で人材開発事業の利益率が上昇していること、SXi事業においてグループシナジーが期待されることなどを勘案すると、足元の進捗通り、堅調な推移が見込まれると弊社では考えている。
2. セグメント別の業績見通し
セグメント別売上高の計画は人材開発事業が1,450百万円、SXi事業が426百万円としている。人材開発事業の主要KPIの計画(前期比)としては、パートナーコーチ陣の数は35名増加の205名、1対1型コーチング対象者数は246名増の1,500名、取引先企業数は51社増の380社としている。なお人材開発事業では、営業人員の確保が遅れた影響や、成約までの期間が長期化している影響などで、第1四半期の受注高が前年同期比16.8%減少(期末受注残高は前年同期比27.3%増加)したが、第2四半期に入って営業人員の採用が進展しており、通期ベースでは要因の解消が見込まれるとしている。SXi事業では、既存顧客のグループ企業への営業展開、同社からの優良顧客の紹介、人材の育成・増強などにより売上・利益の拡大を図る方針だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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